対象:投資相談
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運用できる期間や今後の運用方針で決めるとよいでしょう。
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暴落大ショックさん、国際ファイナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
ご質問拝見しました。
さて、「なぜ、その投信を購入されたのか」、また「ほかの投信を保有されたのか」などがわかりませんので、頂いた情報の中だけで回答いたします。
まず、ご存知のように、エネルギー業界は、世界的に原油安の影響を受け、かなりの下落をしています。
また、産油国であるOPEC、ロシア、イランなど、各国の思惑が交錯する中、どの国も減産に踏み切ることができない状態です。さらに、今後、アメリカも原油の輸出をする可能性もあり、原油価格の競争は、現在、全く出口が見えない状況です。
とはいえ、ここまで下がりきった価格が、さらに大幅に下落することは、考えにくいともいえます。
というのも、損失を出しながら、産油国も増産はしないからです。
従って、出口の時期は観えてはいませんが、今後、産油国間の何らかの「コンセンサス」が取れた段階で、価格は反転していくと考えられます。
しかしながら、それがいつなのかは、正直誰にもわかりません。
さて、では売却すべきかどうかですが、この投資資金は余裕資金で、当面使われる可能性がなく、とにかく「実現損失」を減らしたいということであれば、“反転時期”を待つという手もあります。
逆にこれからの時間の中で、いくらかでも損失を挽回したいということであれば、より上昇の見込める投信に乗り換える方法もあります。
仮に、暴落大ショックさんが200万円投資して、現在お持ちの残高が120万円としましょう。
その120万円、まさにこれから運用する場合、今お持ちのエネレポに投資するか、違う投信を買うか、どちらが増える可能性が高いかで決めるしかありません。
投資は過去には戻れませんので、仮に200万円投資していたとしても、現実に手元にあるのは120万円です。
この資金で、これから新規に投資を行うのと同じことを考えるしかないということです。
とはいえ、「損失を受け入れたくない」という人間の心理を実行に移すことに、抵抗がある方も多いのが現実です。
従って、「乗り換えすること」よりも、「反転を待つ」ほうが、精神的に楽ということであれば、その選択も間違いではないと思います。
一点、もし、乗り換えをして運用をする場合、いきなり流行りのテーマ投信を買うのではなく、まずはご自分の「リスク許容度」を考えたうえで、資産配分を行い、複数の投信を組み入れた「ポートフォリオ」で運用されることをお勧めします。
テーマ性の高い投信に集中投資することは、上がる時はよいですが、今回のように下がる時も急激に資産を減らすことになります。
「分散投資」することにより、価格の上げ下げを緩和してくれますので、今後の運用時には、是非プランをしっかり立てられることをお勧めします。
ご参考となれば幸いです。
評価・お礼
暴落大ショック さん
2016/02/12 01:33丁寧なご回答ありがとうございまいました。分散投資するべきでした。担当者の言われるがまま、よく分からないままに手を出し、1年間放っておいたのが間違えでした。運用資金は自分のお金なので、しっかりと見張るべきですね。反省しております。
回答専門家
- 荒川 雄一
- ( 東京都 / 投資アドバイザー )
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
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この回答の相談
1年前に始めた投資信託が現在-40%以上に減ってしまいました。アメリカのエネルギー革命に関する2023年9月までの商品なのですが最近は原油価格が暴落したりでどんどん基準価格も下がってきている感じがし… [続きを読む]
暴落大ショックさん (千葉県/34歳/女性)
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