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対象:新築工事・施工

木造の収まりとS/RC造の収まり

2014/02/04 01:13

はじめまして

スキマは気になりだすと落ち着かないお気持ち、良く分かります。

木造では壁ボードの厚み分(約12mm)の中で、フローリング端を収めることで、収縮によるスキマの解消ができますが、S造やRC造においては床がコンクリートで壁下地は軽鉄を使うことが多く、近隣との防火上の兼ね合いから床から天井まで先行してボードを施工するケースが多々あります。

置き床の上のフローリングは、壁ボードに多少のクリアランスを設けて施工するため、収縮時は床下が見えるのではないかというようなスキマが生じることは、施工上致し方ない部分でもあります。

しかし、住まい手にとっては気になる部分ではあるので、隠し方として

現状より厚めの幅木に張り替える

ことをオススメ致します。

現状がソフト幅木であれば木製幅木に、木製幅木であれば厚手のものに換えると収縮を厚み部分の中で収めることが出来ます。

しかし、長手方向のフローロングも現実的には波打っているので、今度は上下方向に幅の違ったスキマが出来、そちらが気になる恐れもございます。

お住まいになって、未だ3ヶ月ということで今年の夏場に膨張したときの現象も加味した上で最終的にご判断されると良いのではないでしょうか?

個人的には、先出の先生が仰るように弄らないのが一番だと思います(^^)

小手先で現状を隠すパテやコーキングだけはオススメできません。

ご参考になれば幸いです。


やすらぎ介護福祉設計 斉藤

コンクリート
施工
木造
設計

回答専門家

齋藤 進一
齋藤 進一
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
048-935-4350
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この回答の相談

フローリングの乾燥による隙間の補修について

住宅・不動産 新築工事・施工 2014/01/30 23:25

新築の分譲マンションで、住み始めて3ヶ月です。
合板の床板です。

秋から住み始めて、今年がはじめての冬です。

7畳間の窓側の幅木と床板の隙間が2mmほど空きました。
床板は… [続きを読む]

koruto35さん (鹿児島県/35歳/男性)

このQ&Aの回答

機能的に問題無いなら、何もしないのがが良い 吉田 武志(建築家) 2014/02/03 16:25

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