対象:リフォーム・増改築
吉田 武志
建築家
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床材にどんな機能、デザインを求めるか?
こんにちは。
栃木県宇都宮市で注文住宅とリフォームを行う工務店 ヨシダクラフトを経営しています。吉田と申します。よろしくお願いします。
針葉樹系のフローリングの場合。経年変化、使用変化により、ささくれが出来たりします。
特に、人やペットがよく歩く部分、椅子のキャスターで荷重がかかる部分はささくれたりすることがあります。
悩むところですよね。何度か経験があるのでよくわかります。
そういう場合の選択肢として、
1.既存フローリングの上に、塩ビ系のクッションフロアなどの
ささくれの起きない別の素材を貼るか置くという選択肢と、
2.同じような無垢フローリングを貼るという選択肢の2種類があります。
1.は、手間が掛からない為に安くできますが、既存の無垢フローリングに比べて
足ざわりが違うということがあります。塩ビ系フロアはペットの掃除等はしやすいですが、
人が素足で歩いて気持ち良いと感じるかは疑問です。
ただ、値段の安さと掃除のしやすさなら、このような素材が良いです。
薄いので、既存フローリングの上に貼っても段差解消は金物等で簡単に出来ます。
2.の無垢フローリングを貼る場合は、厚さは最低でも15mm程度はありますから、
他の床高さと合わせるために、既存フローリングを剥してから貼るというのが普通です。
既存フローリングの上から貼ってしまうと、おっしゃるように段差ができてしまいます。
無垢フローリングを貼る場合は、針葉樹フローリングより足触りは良くありませんが、
傷の付きにくい固めの楢などのフローリングなどを貼ってみたらいかがでしょうか?
当社で使っているフローリングと特性
http://www.yoshidacraft.net/material-floor.html
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめまして、築10年になりますがこの度フローリングの張替えを含めたリフォームを考えております。
現在の状態ですが、スプルース材のフローリングで大型犬も室内飼育のため全体的… [続きを読む]
ジェダイさん (宮城県/44歳/男性)
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