家の建替えと家の大きさ

志田茂建築設計事務所　志田です。

なかなか難しい問題ですね。

「私たちがアパートを出る際に中古を選択した理由・・」

それはそれで正しいと思いますよ。そして、「この古い家にはリフォームをすることは考えていません」という決断も。

築３３年というと、耐震基準が変わる以前の家です。当時は、現在のような基準になるであろう事を誰も想像しませんでした。なので、「その年数の家」を耐震補強するにもそれなりの金額になります。耐震補強含めて全面的にリフォームするとなれば、建替えに近い金額になります。「どうしても残していきたい」という（家に対する）愛情と熱意がないならば、建替えは正しい選択だと思います。

次に、地方では、どうしても（延べ）３０坪　４０坪　という大きさの家が「当たり前」のようですが、東京で考えれば「大きな家」になります。暮らし方を考え、世間体を気にせずご自分達の暮らしと家にしっかりとした信念を持てるならば、２０坪の家だって、十分に家族4人で暮らせるのです。２０坪の家ならば、地方の建築単価であれば、十分に１０００万円台で作れると思います。

お住まいの家を購入し、1000万円かけてリフォームし、また建替える。トータルが約3000万円と思って、、、そして、様々な経験を生かして、どんな家に負けない「小さな家」を作るというふうに考えてみても、いいのではないでしょうか。

専門家としての回答というより個人的な感想になってしまいましたが・・・。

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ローンについては、他の方が回答してくれるかもしれませんし、もしくは、このプロファイルの「ローン」のカテゴリーで相談されてみてはいかがでしょう。