対象:ペットの医療・健康
Re:犬の肛門周囲腺腫及び停留睾丸手術について
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心臓は、聴診による心音の状態、エコー検査による画像診断などで状態を把握することができます。これらの検査を行い、手術ができる心臓かどうかを判断する方が良いでしょう。気管に関しては、レントゲン検査で顕著な異常、通常の生活での咳、呼吸が荒くなるなどの症状がなければ大丈夫でしょう。
停留睾丸は、ペニス付近の皮膚の下に確認できなければ、お腹の中と思われます。停留睾丸は、睾丸の腫瘍を予防するためにも、肛門周囲腺腫を予防するためにも、摘出することをお勧めします。肛門周囲腺腫は、肛門周囲腺癌である可能性もあります。停留睾丸の手術を行うのであれば、同時に腫瘤も切除し、病理検査で診断してもらう方が良いでしょう。
評価・お礼
horinobu さん
2012/05/19 21:23
●●先生、回答ありがとうございます。
停留睾丸の手術は通常の去勢手術より時間がかかると聞きます。腫瘍の切除を同時に行うと更に時間を要すると思われ、手術のリスクが増すと思われますがいかがでしょうか。13歳という年齢もあり、判断しかねております。
2012/05/24 09:02
心臓もしくは肺に明らかな異常が認められるのでれば、どちらか一つの手術でもリスクは増加します。
しかし、先にお伝えいたしました詳細な検査で異常が認められなければ、そして、きちんとした麻酔管理を行えば2つの手術を同時に行うことはできると思います。
大切なダックスちゃんの現在の状況を踏まえて、また今後に対して、何がベストなのかをよくご相談されることが重要かと思います。
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この回答の相談
雄のミニチュアダックス13歳について御相談したく、よろしくお願いします。
獣医師に肛門周囲腺腫を指摘され、腫瘍の切除及び去勢手術が望ましいが、停留睾丸であるため去勢手術に時間が… [続きを読む]
horinobuさん (茨城県/42歳/女性)
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