快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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ストレスが原因とわかっていても、不安ですよね。
やなからはさ さん (以下「やなさん」と呼ばせていただきます。
はじめまして。睡眠心理カウンセラーの力田正明です。
やなさんの不安感お察しします。この「心臓神経症」という疾病は、ストレスなどの心因性以外には、原因となる疾患が認められない場合につけられます。それほど、人間のからだの心と身体は、時にセンシティブな関係で、相互作用します。
たとえば、これが食道に発症したら、「食道神経症」という疾患名になります。
私からできる提案は、ストレスに対しての付き合い方です。
質問の内容を拝読すると、退職後、環境が落ち着いたときは、症状が改善に向かっていたのですよね。ストレッサーによる神経症発症で、その場所が、胸部あたりに出ているようですね。
ストレスというのは、すべてが悪いものではありません。適度なストレスは、生活のメリハリになります。問題は、そのストレスに対しての「受け止め方、捉え方」により、大きくストレスに対して免疫が変わってきます。
ご自分でもご理解されているように、がんばり屋さんなんですよね。「気が強く、意思が強い」それだけ聞けば、ストレスとは無縁の方のように思われますよね。
反面、周りを気遣い、「言いたいことを我慢される」一面もおありなんですよね。
やなさんの場合は、本来の自分と、かなり対極的な行動である「我慢されて辛抱」されている中で、その我慢の積み重ねが、体に症状として発症しているのだと思います。
がんばり屋さんは、すばらしいことなのですが、それが自分の心の声とあっているか?がポイントです。「がんばらなければいけない。」という「・・しなければならない」という思考になると、顕在・潜在意識両面で、義務になり、「ちょっとペースを落として・・」という心の深層心理のメッセージが、サインとして体の変調として発現します。
アドバイスとして・・
「絶えず、自分の心に意識を向けてください。自分の心の声を拾ってあげて、理解することが、等身大の自分と向き合い、自己理解を深めることになります。それが結果として、生きやすい自分になり、ストレスに対しても100%で受け止めるのでなく、半分くらいで受け止めることになります。
まず、自分を大事に、「自分のこと好きになってください。」
今回の回答が、少しでもお役に立てれば、嬉しく思います。
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