対象:住宅資金・住宅ローン
確定申告には、及びません。
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不動産中心のFP野口です。
naru0426様の状態をまとめますと、
1)、H17年3月に自己居住用マンションを約3,700万円で購入し、このマンションをH22年2月に約3,500万で売却ーーー200万の損失。
2)H22年7月に居住用一戸建住宅を取得。
3)給与などの他の所得と関係。
以上の3点の関係から「確定申告」の必要の可否、仕方をお尋ねと理解します。
結論から申し上げますと、naru0426様の場合は残念ながら「確定申告は不要」と判断します。
不動産の譲渡に関する、申告は本来は分離課税となっており、ここの取引で長期、短期に分けて所得がある場合は、別途の申告が必要です。損失の場合は不要。
特例として、自己の居住用住宅を売却した場合に損失が出来た場合には、他の所得(給与、事業の所得と、損益通算が出来るということが認められています。即ち、確定申告により、naru0426様の場合は、約200万円を給与所得より控除できる。税金が還付される場合がある。と言うことです。
これには、条件があり住居が50平米~で、売却した住居が5年以上経過していることが条件です。
naru0426様の場合は、この5年(長期)に抵触し、売却年のH22年1月1日現在で満5年に僅か3ヶ月余足りません。
従って、確定申告しても損益通算が認められず、税還付は受けられないでしょう。
間違いないと思います。念のためほか他の税理士等にお尋ねください。
評価・お礼
naru0426 さん
2011/01/24 09:35
早速のご回答、ありがとうございました。
そうしますと売却に関して税金は取られないということで大丈夫でしょうか?
それであれば、一戸建ての取得についての住宅ローンの還付申告だけしようと思います。
引き続きアドバイスよろしくお願い致します。
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
色々なサイトを拝見しましたが、よくわからず、税務署に電話しても
国税局のHPに書いてあることをほぼそのまま説明…正直よくわかりません!
まずは確定申告の必要があるか、またその際税金… [続きを読む]
naru0426さん (千葉県/37歳/男性)
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