対象:矯正・審美歯科
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藤田 博紀
歯科医師
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期間はさほど変わらないと思います。
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こんにちは。
アトラスタワー歯科の藤田です。
さて、一般的に矯正というのは歯と歯の引っ張り合いですので犬歯の後ろの第一小臼歯を抜歯して8ミリのスペースを確保して奥歯を固定源として前歯を引っ張った場合に約2ミリ程度は奥歯が前にズレてしまい前歯が引っ込む量は実質6ミリ程度という計算になります。
矯正用インプラントを用いて、そこからゴムをかけて引っ張ると奥歯が前へズレるのを防ぐことができ8ミリのスペースを全て前歯を内側へ引っ込めるのに費やすことが可能となります。
また、笑った時に歯茎が見えてしまう方の場合には上顎の前歯歯肉の上の方に矯正用インプラントを植立し、そこからゴムをかけて上前歯を歯肉へ沈める力をかけることにより歯肉が
上へ移動し結果的に笑った時に歯肉が見えにくくするといったことも可能です。
このように近年、矯正用インプラントは歯を引っ張る際の固定源として大活躍していますが期間を短縮するとは私は思いません。
評価・お礼
ままぷ さん
2010/10/28 13:02
回答ありがとうございます。
歯列矯正上での半年程度は誤差くらいに思っていたのですが、“治療期間を大幅に短縮出来る”の『大幅』という言葉が大袈裟のような気がしたのですが質問させて頂きました。
やはり短縮といっても調整の通院数回程度ということでしょうか。
インプラントを使う事で抜歯のスペースをフルに利用出来るという事ですよね。
前歯を内側に入れる場合インプラントではなくヘッドギアを使った場合も効果や期間は同じでしょうか?
効果が患者のやる気に左右されるとは思いますが。。。
藤田 博紀
2010/10/28 19:08
ヘッドギアというのは顎外に帽子のようなベルトで固定する装置でそこからゴムの力で引っ張ることにより前歯を牽引するための固定源の増強を図るというものですが、この装置は可撤式のため患者さんの協力度合いに大きく左右されてしまいます。
ヘッドギヤを1日中使って頂くというのは特に成人矯正の場合、先ず不可能ですので固定源の強化としては矯正用インプラントが現在では第一選択と思われます。
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この回答の相談
ネットで歯列矯正について色々調べているとインプラントを併用をする方法について書かれているものを見かけます。
私もインプラントを打つか打たないか選びあと数ヶ月後打つ予定です。
疑問に思ったのですが“治療期間を大幅に短縮出来る”の“大幅に短縮”とは打たない場合とでは治療終了まで何年も違うのですか?
ままぷさん (神奈川県/35歳/女性)
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