対象:住宅資金・住宅ローン
佐嘉田 英樹
不動産コンサルタント
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まだ打つ手はあるのでは・・・。
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はじめまして。不動産コンサルタントの佐嘉田です。
さて、ご質問の件ですが、昨今の景気低迷によって事業不振に陥っている方も多くいて、大きな社会問題だと思います。そうした中で、このような方々を救済する方策として、政府も金融機関に対して、返済条件を緩和するような施策を打ち、金融機関も自己破産する前に、融資期間を延長したり据え置き期間を設定するなどの条件変更の相談に乗ってくれると思います。まずは今の収支状況と今後の経営の立て直しの計画書などをもって相談されてはいかがでしょうか。
また、自宅マンションを売却して、仮にローン残高が残ったとしても少しでも返済負担を軽減することも選択肢のうちの一つになるでしょう。
また、法的にも自己破産の前に個人再生などの手法も取れる可能性があると思いますので、弁護士・司法書士などにご相談されてみてはいかがでしょうか。自己破産は、ご家族やお取引先にもいろいろな影響を及ぼしますので、最終手段だと思います。
そのうえで、他に打つ手がないのであれば、自己破産ということになると思いますが、生活に必要な財産である「自由財産」以外は、基本的に強制的に処分(競売)されます。車も一般的には処分の対象になると思いますが、詳しくは弁護士などの専門家に相談された方が確実な回答が得られると思います。
いずれにしても、カメケンさんが早期に再起されることを祈念します。
補足
なお、この問題に関連して、各借入の連帯保証人がいるのか、という点にも留意されて、その方向性を検討することが肝要です。
また、一つの借入を返済するがために、他からの借り入れして返済に充てるという多重債務は、深みにはまる可能性が高まりますので、なるべく避け、早めに金融機関、債権者と相談することです。
(現在のポイント:-pt)
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