英検1級道場-背景知識まで学べます-Mark of the creator

今日は受講生とトラッドジャパン宿、そばのディクテーション精査、英検1級短文集・難問集の研究、英検1級過去問Mark of the creatorを精査した

Mark of the creatorにはthatが40個近く含まれており、thatの用法（接続詞、同格、関係代名詞、指示代名詞）を勉強するには最適の教材だ

また、文章が長いので、主語と述語を確実に押さえながら読んでいく訓練材料としても適当だ

論旨は、科学的装いをしたキリスト教原理主義者の主張（ダーウィンの進化論否定、The Creatorの存在強調）への疑問だ

レッスンでは、アメリカの大統領演説が必ず　God bless Americaで終わることの意味の深さ、アメリカはキリスト教が国教であること（誤解を恐れずに言えば）、ただしSeparation of church and stateの原則があり、特定のキリスト教のセクトを国家が擁護することはできないこと、日本の政教分離は徹底していることなどを説明する

また、これとの対比で、日本の神様・仏様との違い、ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は旧約聖書を下敷きにしていることで根っこはつながっていること、コーランの中にはムーサ（モーゼ）やイブラヒム（アブラハム）などユダヤ教やキリスト教と同一人物が数多く出てくることなども伝えている

つまり、英検1級道場では、英語力だけでなく、それにまつわる背景知識も学ぶことができ、そこが、そんじょそこらの学校とは違うところだ