「日本経済復興シナリオ」講師 竹中平蔵氏 (楽天証券新春講演会より) - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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「日本経済復興シナリオ」講師 竹中平蔵氏 (楽天証券新春講演会より)

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2013年1月13日日曜に開催された、楽天証券主催「新春講演会2013」に参加しました。資産運用に役立つ情報が満載でしたので、拙い文章ですが概要を紹介します。[内は吉野の補筆です]
最初の講師は、慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所 所長兼教授)の表題後援です。

阿部内閣で国家再生に向けた「産業競争力会議」のメンバーです。
産業競争力会議は、6月の成長戦略の取りまとめに向け、企業や研究機関の国際競争力の向上や技術革新を後押しする具体策を検討会議です。

講演の内容は
★鳥の目を持って経済を見てみよう。
「虫の目」は現場を見る目です。

ハーバード大学のリーダーシップ論講義での示唆として
「ダンスホールでダンスを踊っている際に、バルコニーに駆け上がりホールを見ると違って見える」

★世界経済のトレンドは
1. 8月のECBの決定、「財政赤字の国々の国債を無制限に買い取る」でメガリスクは回避された。ただ、ヨーロッパの問題はまだ解決はしていないが。

・米国ではQE3を開始した。
10月アメリカの失業率が6.2%になるまで、インフレ率が2.5%になるまでQE3を続ける。

・日本は今まで政治がぶれていたが、阿部首相はアベノミクスを唱えている。

2.米国ではオバマ政権が「登場」(Ⅱ期目)
一期目は中国経済と上手くやっていこうとしていた。
COP15はアセアン会議で×になっている
Ⅱ期目はREバランス 大西洋:太平洋5:5から4:6へ
ピボット・ツー・アジアで、象徴はTPP
week pointも。アメリカの財政赤字を埋めてきたのは中国と日本。

今後5~7年で、米国は世界最大のエネルギー大国になる。
IEAが発表:アメリカが中東並みになる[シェールガス革命の結果として]
⇒今後、中期的にドルの価値は上がってくる。

3.中国も変わった
習近平が初めて太子党から登場。
太子党から出た=国家を率いている200家族から出たと云うこと。
今まで以上に中国の意思決定が不透明になる。

★日本は経済に向き合う政権が登場した。
2007年中ごろ 日経平均は18,000円、それが今40%も低い10,800円。異常値です。
米国5年前の水準に戻っている。イギリス、ドイツはマイナス5%
日本が低いのは、なぜ?
1.5年間政府がマクロ経済の観点から運営してこなかった。
∵金融財政諮問委員会を止めてしまった。
円は韓国ウォンに対して6割高くなっている。
円はドルに対して40%高くなった。
2.やってはいけない政策を行った
モラトリアム法を実施(返済しなくて良い) 300万件の申請がある。
[この政策は国民新党亀井静香氏が推進し民主党が政策として取り上げたものです。[私も、世界に対して経済が全く分かっていない恥さらしな政策で愚民政策・人気取り政策の典型と考えています。]

★今はまだ投資する余地がある
11月 1兆円の貿易赤字。
5年間で日本の輸出額が30%減っている。
∵ 法人税が高い。労働法で人を雇いにくくしている[正社員のみ守る労働法]

此処までが、現在までの認識です。

次回は今後に向けた話です。
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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.ne.jp/w/c-64005/
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