- 和久井 海十
- セルフメディアエイジェント
- ITコンサルタント
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
ワクワクの和久井です!
今日は成人式ですね。私も○十年前に成人を迎えたわけですが、新成人のみなさんにとっては新たな門出。昨日は55歳からのリスタートのお話し をしましたが、気持ちを新たにしなければいけないのは私たちも同じです。
毎年この日は初心に立ち戻って自分を見つめ直す日にしています。
0.96%
さて、総務省の調査では、新たに成人を迎える新成人は122万人(男性63万人、女性59万人)だそうです。総人口に占める割合は3年連続で1%を割り込んで0.96%。日本の高齢化社会はもう“超”がつくほど進んでいます。
どんどん減っていく若者ですが、彼らはこれからの社会をリードしていく貴重な戦力。日本の未来がどんなものになってくかは彼らの双肩にかかっています。
彼らが生まれたのは1992年から93年。
小学校を卒業したのが2005年ですから、そのときすでに携帯電話も、インターネットも当たり前になっていました。
彼らがインターネットに触れたときには、すでにアナログ回線やISDNといったナローバンドが、ADSL、さらに光回線のブロードバンドに駆逐され、日本がネットインフラ大国になった後でした。
彼らはいわばデジタル・ネイティブ世代。
個人で携帯電話を持ち、ネットに接続していた世代ですから、モバイル・ネイティブと呼んでもいいかもしれません。
彼らは、私たち物心ついてからインターネットに触った後発の世代とは違い、インターネットがあること、モバイル端末があること前提でものを考えます。
斬新で広がりのあるサービスの提案、企画の発想ができるとても頼もしい世代と言えるのではないでしょうか。
反面、今月お話ししている危機管理においては、なかなか制御の難しい世代でもあります。
彼らは小学生の頃から携帯掲示板や自己紹介サービスに登録し、友達とコミュニケーションを取ってきた世代です。
これから始まる就職活動もFacebookなどのソーシャルメディアを駆使し、いち早く新しい情報を取り込んでいくでしょう。
彼らを新たに雇用する側の企業としては、過去の書き込み、ネットでの個人的な発信を制限することは難しくなっていきます。
これから会社に入ってくる世代は「インターネットで個人的な発信をしている」と思って接する必要があります。
以前も紹介しましたが、過去の犯罪自慢(たとえ軽微なものだとしても)、不用意な発言による炎上で職を失う若者が増えています。
彼らはネットに慣れ親しむあまり、そこでの発言の重みや影響力についてはやや鈍感なところがあるようです。
企業にとって人材は宝です。大企業、中小企業など会社の規模にかかわらず、一度採用した社員にはしっかり成長して、会社の戦力として長く働いて欲しいというのが本音でしょう。
総人口の0.96%、貴重なリソースを有効活用するために。
お互いの前提をしっかりと把握して、得意分野でしっかり実力を発揮してもらう。
足りない部分は企業が企業の責任においてしっかり教育する。
これこそが、新しい時代、ソーシャルネットワーク時代に必要な人材育成ではないでしょうか。
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