私立高校の授業料他の金額です (平成24年度の文科省発表資料より)

お子様の学習費にかんする資料は、文部化が省から公表され、それをもとに我々ファイナンシャル・プランナーが、お客様の教育費の相談の際の基礎データとしてお使っています。
文部科学省から、平成24年度私立高等学校等授業料等の調査結果が発表されていますので、紹介いたします。グラフ・数値の種署は文部科学省ホームページより

下記は私立の高等学校（全日制）における初年度納付金の生徒一人あたりの平均額について、文部科学省が取りまとめたものです。
私立学校に入学する方の初年度に掛った費用は、平成24年度全国平均で709,895円です。



授業料等に関わる用の過半を占める授業料は、平成21年度から平成22年度に掛けて、授4.9%と大きく伸びていますが、平成24年度は対前年で0.5%の伸長に止まっています。
また、入学金の増加せず、施設整備費等は若干減少していますので、私立高校の費用は対前年で、0.2%の伸びに止まりました。

都道府県別に項目と合計を見ますと
　　　　　　授業料(A)　入学料(B)　施設整備費等(C)　小計(A+C)　計(A+B+C)
埼玉県 369,367円　231,125円　198,247円　　　　567,614円　798,739円
千葉県　 296,386円　148,172円　247,842円　　　　544,228円　692,399円
東京都　 426,469円　248,957円　206,309円　　　　632,778円　881,735円
神奈川県　 425,349円　201,688円　249,461円　　　　674,810円　876,499円
愛知県　 394,391円　201,018円　 49,224円 443,615円　644,633円
京都府　 516,268円　 94,250円　192,821円　　　　709,089円 803,339円
大阪府　 566,002円　189,232円　24,404円　　　　 590,406円　779,638円
で、東京都、神奈川県、京都府が80万円を超えています。平均ですので、ご希望の高校の募集要項を得て、費用がどのレベルにあるのかを比較ください。
概ね、初年度約100万円、次年度・次々年度は70万円ほど必要となるとして準備して下さい。

ちなみに、初年度納付金が最も多いのは東京都内の私立高校で、最も少ないのは石川県の484,333円です。
なお、平成22年度から、公立高校の授業料は不徴収ですので、公立に進まれる場合には、入学料の5,641円が生徒納付金額に為ります。年額です。

全国の平成24年度私立高等学校等の生徒等納付金平均額は下記で
夫々が少しですが上昇しています



年額ですので、入学時に必要な金額等の目安として下さい。概ね高校で挙げた数値よりも、私立の場合には、小学校が高く、次に中学校、高校と総額は減少します。

また、受験料の平均は下記です。複数校受験される方はこの倍数でご用意ください。



私立高等学校（全日制）生徒納付金平均額の推移が下表です。年度で大きな増加は有りませんから、平成25年に受験を予定される方の参考になろうかと思います。




現在の家計の余裕と事前に蓄えた教育資金で賄えるかを検討下さい。
この他に、学校に通う通学費、学校で給食がある場合にはその費用またはお弁当代、お小遣い、そして大学受験のための予備校費用(通期の他に、夏休み等に行われる特別授業の費用が欠かせません)などが有ります。

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者　(東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー　
吉 野　充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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