- 榎本 純子
- 神奈川県
- 行政書士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
今回のお話は、みんなに当てはまるというわけではありません。
子どもも大きくなったら自分の意思も言えるようになってくるし、親にもいろんな人がいます。
原則論として読んでいただけたら、と思います。
一番大切なのは・・・。
「子どもが親に会いたいのは自然な気持」ということを理解することです。
面接交渉から帰ってきた子どもは、「もっとお父さんorお母さんと遊びたかった〜」と言うかもしれません。うちのチビもよく言います。
でもね、それで腹をたててはいけません。
そりゃー向こうはたまに会うだけだし、小言も言わずに済むし、その瞬間だけ「いい親」やればいいんだから楽なんは決まってるよ、でもね〜なんて思っちゃ駄目です。
子どもが、向こうの親ともっと一緒にいたかったと言ったからって、一緒に住んでいる親のことを否定してるわけじゃないんです。子どもにとってベストは「両親がそろって」なんです。いろんな事情があって、やむを得ず離婚を選択した、または結婚を選ばなかった、すごくわかります。
でも子どもは関係ないんです。
「両親そろって」が無理なら、せめて次善の策=いい形での面接交渉、を考えてみては?
それから。
面接交渉を終えた子どもは心身共に動揺しています。
楽しかった、で終わったにしろ、普段の生活とは違う時間をすごしたのですから。
その時、子どもを支えてあげられるのは、やっぱり一緒に住んでいる親だと思います。とにかくゆっくり休ませてあげてください。
そして、どんなことをしたか、どう思ったかについて子どもが話すなら、ゆっくり話を聞いてあげたらいいのではないでしょうか。