- 深澤 熙之
- 昭和アルミ株式会社
- 埼玉県
- 建築プロデューサー
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
ですがここで一つ大事な事があります。内断熱工法にしろ外断熱工法にしても断熱効果を高めるには高気密にしなければならないのですが、その分通気性が悪くなってしまいますので、通気性を持たせるような工夫が必要になってきます。
また、もう一つ大きい違いがあります。
『内断熱工法の場合の断熱材の位置は壁の中の中央に位置している為、外気の温度と住宅内部の温度との温度差が出る位置になり、この位置に温度差による結露が発生し、生じる位置であります。』
『この結露が出る位置がこの内断熱工法における欠点であり、住宅の結露やカビによる腐食の被害が増大している問題点でもあります。』
その結露やカビが住宅の木材やコンクリートの中に繁殖、増大をして、家の寿命を短くしている原因であります。
『その点、外断熱工法の場合は外気の温度差で結露がでる位置が壁より外側に出る為、住宅に於いて、もっとも大切な柱がある壁の中に結露やカビが生じないので、住宅の柱や壁の中の腐食がなく、安心で、耐用年数が長く、住んでいる間、地震が来ても安心です。』
但し、この外断熱工法も正しい工法で施工しないと、壁を止めているビスが腐食して、壁がずり落ちたり、外れて下に落ちたり、また重たいタイル壁はあまりの重さで崩れ落ちるという被害が増大しております。
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外断熱リフォームで長持ちのする家 その3に続く。