出来ない理由と死の宣告
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「そんなこと私に出来るわけがない!」
こう思ったことってありませんか?
私は人前に出るのが苦手であがり症でした。
新入社員の頃、大勢の前で初めてプレゼンをしなければいけないという時…。
何日も前からお腹が痛くなり、何とか準備を進めていたものの、当日は極度の緊張で体調を崩し会社に行けないという大失態をしたこともあります。
その私がいつの間にか、勉強会などで人前に立ちお話しするようになりました。
何も自分でやろうと思っていたわけではなく、師匠である松井さんが倒れて、やるしかない状況に追い込まれたからです。
ちょっと話は変わりますが…。
ファイナルファンタジーという世界的に有名なゲームがあります。
そのゲームの中で「死の宣告」という魔法?をかけてくる敵がいました。
死の宣告を受けると、どんな魔法やアイテムでも回復出来ません。
時間内に敵を倒すか、自分が死ぬか…しかありません。
そんな状況だから、もう一生懸命戦うわけです。
もし現実の世界でそうなったらどうでしょう?
営業が苦手の人が、「一週間以内に100万円の仕事を取ってこい!」と言われたとします。
通常ならば、「俺には無理だよ…。」と思うところですが、もし一週間と言う上限付きで死の宣告を受けていたら…。
一生懸命、何としてでも仕事を取ってこようとしますよね?
死ぬ気になれば何でも出来ると言いますが、実際その通りなのだと思います。
何も死の宣告はゲームの世界だけではありません。
ガンと告知された人が生まれ変わったり、死刑囚が人生に目覚めるなどということもあります。
何も病気や死刑囚だけの話でもありません。
現実の世界でも生まれて来て以上、誰でも死なねばなりません。
それこそ平均寿命80年という死の宣告を受けているようなものです。
平均寿命80年といいますが、もしかしたら明日にでも病気で死ぬかもしれないわけです。
寿命があるからこそ、人は一生懸命に動けるわけです。
もし不老不死というものがあったとしたら、
人は年を取るにつれ堕落していくのではないでしょうか。
人は出来ない理由を探してしまうものです。
本当は思い込みに過ぎず、やろうと思えば何でも出来るものなんですね。
目の前にチャンスが転がっているのに、出来ない理由を付けてやらないのは、とてももったいないことだと思います。
やる気になったら何でも出来る!
まずは第一歩を踏み出してみませんか?(^_-)-☆
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