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- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント／エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
沸騰は加速現象
お湯を湧かします。
我が家のヤカンは、沸騰するとピーという激しい音がします。
長年、使っていますと、
台所から少し離れていても、独特のその音から
そろそろ鳴ることがわかります。
と、油断していると、突然、大きな音をたてて
ヤカンが叫びます。
水は沸点に近づくにつれ、
温度の上昇スピードがあがります。
どんどん加速していきます。
行例が行列を呼ぶ
日本人は行列好きだと言われますね。
「行列のできるラーメン屋」などの言葉もあり、
飲食店において行列ができるかできないかは
人気のバロメーターです。
飲食店などでは資金の関係から
店舗面積をどうしても抑えなくはいけない
ケースがほとんどですが、
あえて「狭い店」を目指すこともあります。
なぜならば、
「行列」を作ることが目的だからです。
外に並んでいる行列は、
「このお店はお客様から愛され、繁盛してます」
という最大のPRになります。
「行列」はお金をかけた看板、ネオン、
チラシなどには叶いません。
行列がさらに行列を生む。
好循環を起こします。
こういったある方向へ物事が加速していくことを
複雑系の科学では
「ポジティブ・フィードバック」と呼びます。
飲食店ではお客さんが入り始めると、
突然、バタバタと込み始め、
一気に満席になることがあります。
ブームなどの現象も、
この「ポジティブ・フィードバック」の概念で説明できます。
人の運気などもある地点で加速することがありますので、
その地点を見極めることが大切ですね。
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