大人のきれい字 実技編「見」の楷書体と実用つづけ字(行書体) - 字の練習 - 専門家プロファイル

今井 淑恵
実用手書き塾 (有限会社 彩華 書写指導部) 代表講師
兵庫県
ビジネススキル講師

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対象:書道・習字

山田翔光
山田翔光
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今井 淑恵
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閲覧数順 2025年01月19日更新

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大人のきれい字 実技編「見」の楷書体と実用つづけ字(行書体)

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大人のきれい字書き方講座 実用基礎コース 楷書編

こんにちは 今井淑恵です。

今年は中秋の名月の日に台風が日本列島を縦断したため、きれいな
お月さんを見ることが出来ませんでした。

秋の月は、地球から見る月の高さと、空気中のちりや水蒸気の量が
少なく、空気が乾いているためきれいに見えるのだそうです。

松尾芭蕉の「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」は有名ですね。
芭蕉の時代には、もっときれいに見えていたのではないでしょうか。

今日は月見にちなんで、「見」の字をとりあげています。

楷書の他、ちょっとつづけ字(行書体)も見てください。

 

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  今井淑恵の《大人のきれい字 実技編》-書きコツ画像付き-
  今週の書きコツはこちらから ↓↓
   http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer61.htm
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「見」は「見」部になります。

上部と下部を 3対2 くらいの比率に配分します。


「見」は目に触れる意、「まみゆる」と読むときは対面する意味になります。

また「視」は気をつけてみるの意があり、熟視、視察などと用います。
見は聞の対語、視は聴の対語です。

 

【書きコツ-1】

1画目縦画は、まっすぐに引きおろします。

 

【書きコツ-2】

2画目は、きちんと転折をして、下へ引きましょう。

このとき、1画目より長めにします。

 

【書きコツ-3】

2画目の横画は、ななめ上に。

つづく3画目、4画目、そして5画目も「ななめ上」に書きます。
アキが均等になるように注意しましょう。

5画目の横画は、1画目よりもはみ出して、左側から書き出します。


【書きコツ-4】

下部の左ハライは少し丸みをつけてハライます。

最終画は終わり部分を持ち上げ気味に書き、少し止まってから、
上方向へハネあげます。

 


 それでは、画像で確認 ↓↓   
   http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer61.htm


 

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