こんにちは 今井淑恵です。
日本語の美しい響きに触れるきっかけになったことば、「おもてなし」。
漢字ではどのように書くのでしょう。
「表裏なし」、表裏のない気持ちでお客様を迎えること、
「持って成し遂げる」から変化していると辞書にあります。
平安時代には、取り扱うの意味で使われていたようです。
千年の時を経て、取り扱うという意味から、客を歓待するに発展してきた
「もてなし」ということば、長い歴史を持っているのですね。
きょうは「持」をとりあげました。
楷書の他、ちょっとつづけ字(行書体)も画像を参考にご覧ください。
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今井淑恵の《大人のきれい字 実技編》-書きコツ画像付き-
今週の書きコツはこちらから ↓↓
http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer108.htm
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「持」は「てへん」の部です。
左側「へん」1/3、 右側「つくり」2/3 に配分します。
【書きコツ- 1】
1画目の横画は、右上がりに書きます。
書き出し位置は、やや低めから書くとよいでしょう。
3画目は強めに打ち込み、ななめ上にハネ上げます。
【書きコツ- 2 】
右側つくりは、「土」と「寸」の字に分解して考えます。
「土」の横画2本目は、長めに書いてバランスをとります。
【書きコツ-3】
下部「寸」の字の縦画は、チョンとはねないように、軽く止まってから
次の「、」につなげるようにハネ上げます。
この最後の「てん」で、少し間合いをとりましょう。
それでは、画像で確認 ↓↓
http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer108.htm
このコラムの執筆専門家
- 今井 淑恵
- (兵庫県 / ビジネススキル講師)
- 実用手書き塾 (有限会社 彩華 書写指導部) 代表講師
きれいな字がスラスラ書けたら……が、本当のことになります
大人のきれいな字の書き方の「コツ」がわかります。「美文字の代筆・創作」会社を設立、運営して24年。私のKnow-howを惜しみなく公開。特許取得の「文字座標軸」と「5つの文字バランス法」で手書きが苦手でも美文字がスラスラ、本当の書写力が身につきます!!
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