- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
あの有名な「く○ん」が、なぜ子どもの力を伸ばすことに成功しているのか。
その秘訣の1つに
「満点にする」ことがあります。
仮に1回目で間違いがあっても、何回かで直して100点満点にする
(はなまるとかをつける)
それだけで、子どもは達成感があり、スッキリします。
満点になった後、「じゃぁ、次のこれもやってみようか」と声をかけると、「うん、やるやる!」と返ってくる率が非常に上がり、次々に勉強が進んでいきます。
これは、家庭学習でも、どの塾でもできることです。
塾屋でも
参加型授業後の帰りの問番
演習日の確認テスト
などのあらゆる復習テストでは、
ノーミス、満点で終わる
ことを合格条件にしています。
これをしっかりと、「しかけ」で行うことが重要です。
例えば、演習日での確認テスト。
自分が勉強したワークを持って、先生のもとへ・・・。
先生「よし、じゃぁ、これとこれ、やってみて」
生徒「・・・・できました。」
先生「・・・・全部合ってます!合格!!」
生徒「やった!!」
生徒にとっては、自分で勉強したものが100%成果として出たと実感できます。
また、ミスもなかったことで、「ミスをする自分」を少しずつ変えていくこともできます。
ここでは書ききれないほど、100点満点、ノーミスには効果があります。
学校の定期テストの満点は難しいですが、
・計算数問
・テスト形式のワーク
・誰かから出された問題
・自分で勉強した問題
を満点にすることは可能です。
100点
ノーミス
これは、絶対的に「価値のある」事実です。
例えば、90点だと、周りが95点ばかりなら価値は変わってしまいます。
しかし、100点(ノーミス)は、絶対的な価値があります。
いきなりテストをして100点(ノーミス)は、ムリかもしれませんが
・あらかじめ勉強したもの
・すでに、できる内容
であれば、どんなお子様でも可能性があると思います。
小さな成功体験をくりかえす。
これは、勉強ができる人たちが、すでに習慣になっているものです。
正解するのが、当たり前になっているのです。
それが自信にもなりますし、次への活力にもなりますし、勉強のイメージを良い状態で維持できる武器です。
逆に勉強ができないと言う生徒は、どんな小さいことでも100点満点を取ってきていません。小さな100点を経験していないのです。
自分で勉強して苦にならない生徒は、小さな計算でも問題でも100点満点(ノーミス)の経験を積んでいます。
この100点満点を「自分で」「連続して」たたき出すことができる勉強方法があります。
それが独学の「自分テスト」です。
自分テストをすれば、自分一人で
「満点効果」を永遠と受け続けることができますよ!
だから、独学ができる人は勉強が嫌いにもならず、途中で独学をやめることもないのです。
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