- 伊東 なおみ
- ILSランゲージスクール 英語講師および日本語教師
- 東京都
- 英語講師および日本語教師
対象:英語
Hello everyone!
若い頃はあまりピンと来なかったことば、「一期一会」ですが、最近はそのことばの重みを少しずつ感じられるようになってきました。歳かなあ^^;
茶道に由来することばですが、「茶会をするときは、その機会が一生に一度きりしかないのだから、主も客も誠意を尽くしなさい」、という心得です。はい!
ですが、Facebookやtwitter、ブログなどのソーシャルメディアの発達にともない、いつでもつながりがもてる状態が可能な昨今においては、「一期一会」のありがたみも希薄になってきてしまいました。
前置きが長くなりましたが、今日はこの「一期一会」を英語では何と言うのか調べてみました。
①「一生に一度の出会い」
once-in-a-lifetime-meeting; one time, one meeting; one chance in a lifetime; for this time only
②文で表現すると:
◆Treasure every meeting [encounter], for it will never recur.
「すべての出会いを大切にしなさい。どの出会いも二度と繰り返されないのだから」
*treasure:「大切にする;宝物のように扱う」
*for:ここでは接続詞、「~だから」
*recur:「再発する;繰り返される」
◆Live every day as though it were last.
「毎日が最後の日だと思い一生懸命生きなさい」
*as though:「まるで~であるかのような」*続く文には仮定法を使います(口語では現在形も使います)
その人の視点によって、翻訳にもバリエーションを持たせることができますね。
家族や親しい人には、ついつい甘えたりひどいことばを言ってしまいがちですが、もしかしたらその瞬間が最後になるかもしれないと思うと、自分から折れて謝ってしまいます。そもそもそんなひどいことばはほとんど使わないですけどね(笑)
こんな時代だからこそ、重みのあることばのように思います。
I may not see her (him?)↓ again, so I even treasured tonight's encounter with a cat.
She completely ignored me, though :'-( Never mind!
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