話し合いの焦点が違う～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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「モラハラ夫とは話し合いをしてもかみ合わない」

「モラハラ夫と話し合っても結論がでない」

「モラハラ夫とは話し合いができない」

多くのモラハラ夫を持つ被害者妻の立場の方から

伺う話です。

モラハラ夫と話し合いが出来ない理由については

いくつかありますが、

その中の一つに

「話し合いの焦点が違う」

と言うものがあると思います。

例えば、子どもが病気になってしまった時。

この時被害者妻は子どもの母として、

いつも以上に子どものケアに時間や

労力を割く事になります。

「子どもが病気になってしまった」

と言う事が本来であれば夫婦間の、もしくは

家族間の、

現時点で一番の共通問題であるはずなのですが、

モラハラ夫の場合は違います。

モラハラ夫の場合は

「子どもが病気になったせいで妻の時間や労力が

子どもに多く割かれてしまっていて、

そのせいで自分（夫）への妻からのサービスが

二の次になってしまっている。」

事を一番の問題とします。

よって、妻が子どもの病状や今後の看病などについて

夫と話し合ったり情報共有しようとしても、

「俺の飯はどうなった！」

「看病を言い訳にするな！」

「そもそもお前はあの時もこうだった。。。」

等と、

妻にとっては

「それ今言わないといけない事！？」

「子どもの病気よりも自分優先なの！？」

と感じる事態となってしまうのです。

また別の時は、

あまりに毎日思いやりの無い言動をされ

耐えきれなくて

「どうしていつもそんなにそっけないの？」

「前は違ったのに、どうして最近はいつも

不機嫌なの？」

と夫に聞いた妻。

ところが夫から帰ってきた答えは

「いつもじゃないだろ！」

「いつもいつもって、俺はそんなにいつもは

不機嫌じゃない！」

など。。

妻としては、

「いや、話し合いたいのはそこじゃないんだけど。。」

といった心境だと思います。

妻が問題と思い焦点を当てている点を

うまくすり替え、違う話にしてしまう。

真の問題点はうやむやにしたまま、

とにかく全て妻が責められて話が終わってしまう。

本当の問題点については言及しない様にする。

妻と夫で話し合いの焦点にズレがある訳ですから、

思う通りに話し合えないのも無理もありません。

被害者妻としては、

ただただ疲れ果てるだけだと思います。

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