何でも治せるようになるのはいいけれど…

私が気功整体を学ぶようになり、家の中で施術を頼まれることが増えてきました。

子供のインフルエンザの際に一晩で熱を下げたり、咳を止めたり…。

嫁さんの肩・首コリや頭痛、足底腱膜炎や体のしびれを治したり…。

母親の五十肩や股関節の痛み、頻尿を治したり…。

父親の背中のハリを取ってあげたり…。

かなりのことは対処できるようになったので、いろいろと頼まれるようになりました。

ただ身内だと当たり前のように頼んでくることもあります。

これが修行なんですね～。

里帰りした際、家族にやってあげるのは何も難しいことではないんです。

たまにしか会わないので…。

それを一緒にいる時間が長い時に出来るかというと、また別問題だったりするんですね。

というのも、休みの時にまで体を使うと自分の身がもたなくなってしまうからです。

私の師匠である松井さんも家ではほとんど施術をしないそうです。

「やっぱり休む時間も必要だからね～。そういうのも大切なことなんだよ。」

と言っていました。

松井さんも、家族があまりにもひどい状態の場合にはやってあげていたようでしたけどね。

もちろん私も家族がツライ状態の時はやってあげたいと思っています。

この前もめちゃくちゃ忙しい時に母親から、

「30分だけでもいいからお願い出来ないかな？」

と言われ、正直なところ時間が無いので厳しい…と思いながらも、ここが実践の場だと…。

「少しだけならいいよ。」と施術をしてきました。

祖母が亡くなった時と同じ後悔をしたくないというのもありますが、あまりにも当たり前のように頼まれると、

「それならマッサージでも受けにいけばいいやないけ～！」と、内心思ってしまうこともあります(笑)

まだまだ修行の足りない私です(^^;)

最初は気功整体なんてと疑っていた両親も、私の施術を受けて実感し、実家のお寿司屋さんのお客さんにも勧めるようになってきました。

泥パックや黒ヘアーの効果も信じていなかったのに、今では自ら使うのはもちろん、購入してお客さんにプレゼントするほどに。

娘を寝付ける時に毎晩、首や背中をほぐしてあげていますが、身体が大きく矯正も必要な両親を施術するのは時間と体力を使うので、適度に日にちを空けながら余裕のある時にやるようにしています(笑)

優しくない息子ですみません(^^;)