子どもの投げかけすら、まっすぐに受け止められない～モラルハ…

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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モラハラ夫に対し、ある程度大きくなったお子さんが
気付きの切欠を与えてくれる事があります。

「お父さん、どうしていつもそうなの？」

「今のお父さんでは、誰も付き合えないよ。」

「自分の望む答えしか受け入れられないのでは、
父さんとは誰も会話出来ないよ。」

「しばらくお父さんとは会いたくない。」

既に成人したり自立している子どもだとしても、

家の中での暴君振りを目の当たりにしてきた父に対し
この様な事を伝えると言うことは、

子どもなりに勇気が必要だったと思います。

私はこんな時いつも、

「このお子さんからの投げかけが、
もしかしたらモラハラ夫が変わる切欠になるかもしれない。

ここでモラハラ夫が気づければ、
仮に夫婦関係はダメになったとしても、

親子関係がきっと、豊かなものになるだろうに。」

と、期待します。

妻からの言葉はすでに届かない心を持った
モラハラ夫ですが、

父としての最低限の子に対する愛情、関心に
期待したいと思ってしまうのです。

ですが、多くのケースでこの私の期待は
裏切られます。

「子どもがこんな事を俺に言うなんて、
お前（妻）が言わせているんだろう！」

「お前のしつけが悪いから子どもが生意気になった！」

「（反抗ではなく意見を言っただけなのに）
父親に楯突くなんて、お前に似てどうしようもない奴だ。」

「お前が俺の悪口を子どもに吹き込んだんだろう！」

数々の、

事実無根の言いがかりを耳にしてきました。

子どもの率直な言葉すら、にごった心でまっすぐに
届かない。

ありのままの子どもの思いすら、受け止める事が
できない。

子どもにこんな事を言わせてしまった事実より、

拒否された自分の傷つきを妻にかぶせる事に
必死で、

もっと大切なもの、真に守るべきものに
気付くこともできない。

本当に情けない。

本当に残念。

もしかしたらこの子どもからの投げかけが、

子どもなりに決断した

「最後のチャンス」

なのかも知れません。

子どもだって、もうこれ以上傷つきたく無いんです。

「もう、これで父が分ってくれないなら、
理解できないなら、

残念だけれど、父のことはもう諦めよう。」

こう決意しての語りかけだったのかも知れないのです。

けれどモラハラ夫は、

言葉の裏に隠れている、これらの子どもの気持ちに
気付く事ができない。

それどころか、

自分が父に語りかけた事で、結局母が父から
責められる事になってしまった。。

この時のお子さんの気持ちを考えると、

本当に胸が痛みます。

やるせなさすら感じます。

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