相続税と相続対策 - 家計・ライフプラン全般 - 専門家プロファイル

森 久美子
エフピー森 代表 
神奈川県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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相続税と相続対策

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こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。

お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。

 

最近、新聞や雑誌で「相続」の話題が取り上げられているのをよく目にするようになったと思いませんか?

遺言やエンディングノートも、団塊世代狙いなのかブームといってもいいかもしれません。

 

相続税が増税方向にあり、法案が成立すると2015年1月以降の相続は要注意という事情も影響しているようです。

 

相続税の改正の中で影響が大きいのは、相続財産から差し引ける「基礎控除」の引き下げです。

 

現在は、「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」となっていて、この範囲であれば相続税はかかりません。

たとえば相続人が配偶者と子2人の3人であれば、基礎控除は8,000万円になるので、それ以上でなければ相続税はかからないことになっています。

 

これが改正で「3,000万円+600万円×法定相続人の数」となる予定で、そうなると上記の例だと4,800万円を超えると相続税の対象となってきます。

 

そのほかにも、生命保険金から控除できる金額も改正が予定されています。

 

このあたりから、一般の家庭でも相続税がかかるかもしれない、対策が必要だというわけです。

 

でも、相続税の計算の根拠となる財産評価には、厳しくなったとはいえ自宅の土地の評価を減額する制度もあり、あわてて勧められるまま投資用不動産を買ってしまったりすることがないように、注意しましょう。

 

ただし残された財産をめぐるもめごとは、財産の多寡には関係がありませんから、事前に話しあっておくのは大切だと思います。

なかなか、難しいですけどね。

 

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