- 袴田 剛史
- 株式会社スクロール360 ECコンサルタント
- 静岡県
- Webプロデューサー
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
皆さんは、バナー広告をクリックすることはありますか?
頻繁にはないにしても、何度かはクリックしたことがあるでしょう。
では―
バナー広告をクリックして、その先のページに飛んで
即座に『購入はコチラ』を押して注文した。
と、こんな単純な動きをしたことはありますか?
ほとんどの人が、そう簡単には商品を買うことはないでしょう。
それなのに、いざ自分が販売側の立場になると、
「このバナーからのコンバージョン率は」とか
「このランディングページの作り方がどうだ」とか
そんなことに躍起になったりします。
つまり、消費者サイドから見れば、滅多にないこと
あったとしても、魔が差したような衝動買い。
そんな奇跡的だと言えるような不確かなことを
販売側は、正当な仕事として追い求めているという構図のように思えます。
確かにインターネット創成期、2000年前後には
バナー広告から購入に至る人は、それでも1%ぐらいはいたと記憶しています。
ところが今や、その10分の1、100分の1ともなると
1万人にひとりというような確率になるので
どのくらい微量な結果を追い求めているのかを認識すべきだと思います。
ではバナー広告などやめてしまうべきか。
一足飛びにそう言うつもりではありません。
ここで意識しておくべきことは、
バナー広告を見た人が、どのように動くのかということです。
次回は、このことをさらに考えてみましょう。
株式会社スクロール360
袴田 剛史 takeshi-hakamata@scroll.co.jp
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