高度成長世代がコトの時代を生きる意味 - コーチング全般 - 専門家プロファイル

中川 淳一郎
株式会社中川総合事務所 代表取締役
京都府
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年12月14日更新

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高度成長世代がコトの時代を生きる意味

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流れに  身を任せて生きる

流れに  竿をささずに生きる

我々は高度成長時代を生きた人間

やることが多かった
毎日追われていた

しかし

気持ちは楽だった


目の前に欲しいモノがあった

アメリカという手本があった

将来こんなモノが欲しいと思っていたら実現していった


未来がなんとなく見えていた
未来が手に入る状況はずっと続くと思っていた

未来は自分で作らないといけないモノだった

流れのままだと未来は変わらない
未来は、流れに竿を挿して変えるモノ
流れに身を任せる人生なんてとんでもないと言われた

経済を追求した
バブルになった
バブルが弾けた

モノの時代は終わったと言われた

これからはコトの時代だと言われた

コトの時代は終わったこれからはココロの時代だと言われた



そう言われても・・・

今まで、形の有るモノしか考えて来なかった、形の無いコトなんてどう考えればいいのか分からなかった

頼りにしていたモノは

欲しいモノはたいがい手に入れた
アメリカは手本では無くなった
将来欲しいと思うモノが分からない

どうすればいいのか分からなくなった

しかし

何時の間にか

いい歳になっていた
責任ある地位になっていた
判断を求められる立場になっていた

先人は悠々と引退していった

頼りにするものが無い
状況は悪化するばかり
ユックリ考える時間は与えられない

しかし

毎日毎日判断を迫られる

今までの経験則に頼るしか道は無かった

違うとはうすうす分かっていた
しかしそう判断をするしか道は無かった
その判断を押し付けないと自分の存在が無いと思っていた



未だにコトとは何か分からない



バブルが弾けて20年経った

何時の間にか育った

訳の分からない世代が
何を考えているのか分からない世代が
行動思考が理解出来ない世代が

我々はモノを中心の世代
彼らはモノを中心に置かない世代

分からなくて当然だ

新しい時代を創るのは彼らなのだから

我々もそう言われたではないか

安保闘争
ヒッピー
ロックンロール
フォークソング



彼らは

流れに  身を任せて生きる世代
流れに  竿をささずに生きる世代

きっと

彼らの中にコトの時代があるはず

それは我々が見つたくても見つけられなかったコト

分からないからこそ

彼らに聴いてみようではないか

きっと

我々が役に立つことがある

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