「お前に笑うの勿体無い」～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

第６回モラルハラスメント語りと癒しワーク
開催します

とき：2012年4月14日（土）10：00-12：30
ところ：西新宿ＫＩＨビル（西新宿7丁目）
料金：お一人さま3,000円
＊お飲み物、お菓子用意します
＊途中退席自由
＊女性限定＊
詳しくは　こちらの記事 　をご覧下さい　
＊残席1つになりました＊
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モラハラ夫は自宅以外では

大変に外面が良い。

これは、モラルハラスメントの加害者や

この問題に関心を寄せている人にとっては

基本的な知識です。

家から一歩出た途端、

とても柔和で常識的で親切な夫。

ご近所や子ども関係のお付き合いでも、

時折笑顔を見せながら挨拶し、

「優しい旦那さんね」

と言われる夫。

モラハラ夫は

「内と外」

を明確に使い分けます。

家から一歩出た途端、モラハラ夫にとっては

「外の世界」

なのです。

そこはモラハラ夫にとって、

良い評価を受け、

社会的地位を築き、

有能な人間だ

と認めて貰わなくてはならない場所なのです。

家に着いた途端、夫の顔から笑顔は消えます。

外では笑顔で話していたご近所や友人の

悪口を言い始めます。

その変わり様に、妻は戸惑います。

外では妻に対しても向けられていた笑顔が、

家の中では軽蔑した様な眼差しか、

能面の様に

「お前なんかに興味は無い」

とでも言いたげな表情に変わります。

「たまには、私にも笑ってよ」

ある時、たまりかねた妻が夫にこう言いました。

辛くて辛くてしょうがなかったのです。

ですが、妻の言葉を聞いた夫は、

軽蔑したように妻を一瞥して

「はぁ！？お前にやる笑顔なんてねぇよ」

「お前に笑うの勿体無い」

「笑って欲しかったら俺が笑顔になる様に努力しろ」

「お前が下らないから笑えねぇんだよ」

などなど、心無い言葉を投げつけました。

モラハラ夫にとっては、笑顔ですら被害者妻を

コントロールする手段になるのです。

モラハラ夫にとって妻は完全に「内」の存在です。

気遣う必要も優しくする必要もない。

笑顔を向ける価値もない。

ただ俺の言う事を聞き、甘んじて俺からのストレスを

受け止めて、俺の為に存在していれば良い。

そういう地位なのです。

「外では良い人なのに私にだけ冷たいのだから、

私に何か問題があるのではないか？」

こう考えてしまう被害者妻、とても多いです。

ですが、これは間違いです。

「外」の人間だからこそ、モラハラ夫は

笑顔を見せるのです。

そこの判断を誤ってはいけません。

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