色彩検定2級　次は問題を解いてみよう-22-

今日も、また、前にお話ししたようなポスターを見かけました。
類似色相配色だったのですが、商品が背景に埋もれてしまっていました。

いや、まぁ、たぶん色味に制限もあったりしてそうなったのかもしれないし、何か私ごときでは分からないものすごい意図があっての配色かもしれないんだけど。

でも、商品と背景が同じ明度で同じ色相では、ポスターとしてはイマイチな気がします。
インパクトに欠けます。商品を売る(宣伝する)ためのポスターなんだから、商品が映えなくてどうすんの？？

…ってことを思いながらしばらく行ったら、同じ商品の別バージョンのポスターが！
こちらは対照色相対比になっていて、商品がよく映えていました。
やればできるじゃぁん(←上からノリコ←私のこと)。

では、前回の解答です。

問22：解答

(A)：配合
(B)：アクセント
(C)：建物形状
(D)：軽重感
(E)：ライン

配色構成の考え方についてです。
ベース・アソート・アクセントの意味や割合は、エクステリアだけ特別ということはなく、配色全体に共通の認識です。
(A)(B)は問題なく解けるはずです。
単調なだけでなく、かといって派手だったり浮いたりといったことのないような配色構成が求められます。

前回、用語の数が多かったので、今回は用語はお休みです。

ということで、さっそく今回の問題です。

問23：次の説明文はどの住宅外観を説明したものか、選択肢から記号を選び、解答用紙に記入しなさい。

説明文
1.欧米の伝統的なスタイルを取り入れたレンガ調の重厚なスタイル。出窓や煙突など装飾的なデザインが特徴。
2.切り妻の直線的な大屋根が特徴。外観色はコントラストの強い配色。木質が主体で、シンプルで個性的。
3.屋根はスレート瓦、建具や外壁の一部に和風素材に似せた洋風部材を使用。全体的にグレイッシュな色調。

選択肢
(A) 伝統和風
(B) 現代和風
(C) 和洋折衷(和)
(D) 和洋折衷(洋)
(E) 洋風：クラシック
(F) 洋風：南欧風
(G) 洋風：北欧風
(H) 洋風：モダン

HP：http://www.ne.jp/asahi/nrk/color-circle/