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- 大石 泉
- イッツアFPオフィス
- ファイナンシャルプランナー
「おとなの自動車保険」 http://www.ins-saison.co.jp/otona/
前回で提示したこの商品が楽しいのは、搭乗者傷害をつけると保険料はいくら、車両保険をつけるといくら、弁護士費用特約をつけるといくら、とカフェテリア形式でわかる点。補償に対する保険料が対になってわかるので、「この保険料ならつけておこう」とか、「つけたい補償は保険料が高いので、優先順位が低い補償はやめておこう」など、お財布との相談も可能だ。
知人は、個人賠償特約の内容と保険料を見て、「火災保険についているのを外してこっちに付けるのもありだなぁ」と一言。なかなかの目の付け所である。他社の保障内容と詳細な部分で比較検討ができれば、その差はなんだろうと興味もわき、情報収集のきっかけにもつながる。
自分のリスクと向き合い、対応策を検討することは、自動車事故に限らず、日々の暮らし全般にわったって必要なこと。保険や補償を選ぶことの前提は、「自分を知る」「自分のリスクを知る」ということである。一次が万事。ぜひ、自動車保険からはじめて欲しい。
（完）
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