
- 阿妻 靖史
- パーソナルコーチ
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
共依存的恋愛~恋愛依存症の泥沼から抜け出すために1
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恋愛セラピストのあづまです。
恋愛がうまく行かない。泥沼的な恋愛になってしまう。このようなときには、「私は自立した大人の恋愛をしているのではなく、共依存的な恋愛(恋愛依存症)をしているのではないか?」と一度自問してみる必要があります。
恋愛がうまく行かないとき、多かれ少なかれそこには「共依存(共依存症)」的な要素があります。
・ひどい相手だと思うのに別れられない。
・なぜか、同じような結末を迎える恋愛ばかり。
・恋愛がうまく行っている友だちから「その人、やめた方がいいよ」とよく言われる。
・不倫やセカンドのような、オンリーワンになれない恋愛が多い。
・どうも、浮気男との付き合いが多いような気がする。
・暴力をふるう男性とつき合うことが多い。
・風俗、ギャンブル、危険行為、深酒などの依存(嗜癖)の傾向のある男性との付き合いが多い。
これらの要素に当てはまる場合は、共依存(共依存症)的な恋愛に陥っている可能性が高いです。
この場合、表面的には相手が問題を起こしているように見えても、心の底では、お互いに問題を作りっこしていることが多いのです。
たとえば、「加害者は間違っている。被害者は正しい。」という姿勢を持っている女性が恋愛をした場合のことを例に取ります。もう少し掘り下げてみると、父親が浮気症で、母親が苦労しているのを見ていて、そういう考えを持つに至った、などの幼児体験があるものです。
一方で、父親に対して憎悪を感じている(けれど飲み込んでしまったケースが多い)のです。しかし、怒りをぶつけたら、今度は自分が一番忌み嫌っている「加害者」になってしまいます。
そこで、こんな風に、隠された欲求を満たそうとするのです・・・
まず、こういう観念を持っている人は、無意識のうちに自分が被害者になるように行動しています。決して表立って加害者になろうとはしません。忌み嫌っているわけですからね。
彼(や旦那さん)の心が離れてきたと思っても、積極的に修復したり自分から歩み寄ったりせず、さらに色々要求したり、放っておくなりして、距離が離れていくように(無意識に)し向けます。
すると、放っておかれた彼は、つながりを持つ相手を求めます。そこに、ちょうどよく適当な女性が現れれば、浮気が始まります。
さあこれで、(心の底の)望み通り、彼は問題を起こした側に、自分は被害者になりました。そして、被害者は正しいわけですから、思う存分泣き、相手を責めることができます(←ここが本当の望み)。
「共依存的恋愛~恋愛依存症の泥沼から抜け出すために2」に続きます。
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