「色の心理的な効果は、建設会社の盲点をついていますね。」

何も、私は底意地悪く、中傷するのではないですよ。

私自身も、仕事をする上で建設会社の方々のお世話になることもあり、大口はたたいておりませんでしたが、先日の中国電力主催のセミナー終了後、建設会社の方が名刺交換に来られおっしゃった一言です。

「先生の、著書、出版された時から知ってましたし、本を買って社内で勉強会したんです。そう、ものすごく、然りごもっともの内容だったのです。建設会社、建設業界の盲点をつかれているんです。」

「限界があるんですよね。先生の色の心理的効果、人の心理で色を決めていくというのは。人の動作や動き、建物の構造上のことは本当におまかせください、なんですけど。この消費者の心理をつかみながらは、そこまでいけませんというところなんです。

でも、これからの時代は大事なところなんではないでしょうか。先生の追求された色彩心理は。ただ、センスやコーディネイトを問うまえに、消費者がどのように感じ、どう思い行動していくかを考え、プランを練り上げていくということは・・・。」

思わぬご感想にこちらも驚きましたが、高く評価してくださったことに、本当に感謝しております。

本を出版した時は、お店を経営している方々が買われていったかと思います。そして、今年に入り、自動車業界に「女性客」という観点から注目されつつあります。建設業界からも、「色彩心理」という点で見直され、再評価されています。

タイトル「たった１秒の『イメージ色』で行列店に変わる」出版社：経済界

表紙の写真も載せておきます。