以前から観たいと思っていた、「英国王のスピーチ」をレンタル。
実話を布石にしていることもあるが、実に感動的な作品に出会えたと思う。
「吃音」に関しては、以前このブログでも触れたことがありますが、僕の小学生時代の経験を思い出し、ジョージ6世の苦しみは、身につまされる思いでした。
「ストレス」「人間関係のトラブル」「内向性」などがその原因。
その対策として、言語聴覚士が工夫したのが、音楽との一体化であった。
最初の出会いの場面でも、大音量のレコードがかかるなかでの「シェークスピア」のハムレットのセリフ朗読は全くどもることもなかったことが、二人を強く結びつける要因。
途中でも、「草競馬」や「スワニー河」のメロデイに、自分の言葉を乗せるシーンもあった。
そして最後の感動的な名演説も、まるで指揮をするようにジョージ6世の間合いを指示していた言語聴覚士の頭に流れていたメロディは、ベートーヴェンの交響曲第7番の第二楽章。
実際に映画ではその曲も流されていたのですが、そこにも音楽的起伏が息の流れというものに大きく影響を与えることが示唆されていたと思います。
「呼吸の流れ」「息の動き」に音楽が関与するということが、ここにも見て取れ、僕としては実に嬉しい映画となりました。
「歌は語れ セリフは歌え」
僕も賛同する、この法則の活用範囲は実に広そうです
使用された音楽が掲載されたサイトを発見。お楽しみ下さい。
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