大学3年生へ(5) 面接で必要な力とは? - 学生の就職と転職 - 専門家プロファイル

清水 健太郎
ライフクリエイション 代表
埼玉県
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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大学3年生へ(5) 面接で必要な力とは?

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大学3年生

大学3年生の皆さん、エントリーシートの作成に忙しい時期の方もいらっしゃると思います。エントリーシートがひと段落すると今度は面接の選考が本格化してきます。皆さん、面接の準備はバッチリですか?

 

セミナーなどで面接が得意な方?という質問をして手を挙げる方は1割もいません。面接が得意だと思っている方はいないということですね。なぜ、そうなのでしょう。理由は簡単。面接というものに慣れていないからです。毎日、当たり前のように行っている食事を例に考えて見ましょう。

 

食事をすることが苦手な方?という質問をしたとして手を挙げる方は逆に少ないかもしれません。それは特別な事情を除いて、生まれてから毎日していること。当たり前すぎる習慣ですよね。では、同じ食事でもフランス料理を食べることに慣れている方?と質問したらどうでしょう?学生である皆さんは慣れていないという方が圧倒的に多いと思います。

 

つまり面接も同じこと。面接という形式に、社会人と話すことに、自分の大切な進路がかかった場面で、自分のことを話すことに慣れているいる人は中々いないと思います。ここで「自分は大丈夫。しゃべりは得意だから。」と思った方も、今一度立ち止まって考えることをオススメします。しゃべり上手とは違う力が面接では求められるからです。

 

 

面接において皆さんがどんな力を発揮すればよいのか。それは面接官の気持ちを考えてゆくと答えが見つかってきます。面接官が「内定!」「合格!」と判断するのはどんな気持ちが働いているのでしょうか?面接官も採用に関する決定権を全面的に任されているケースは少なく、たいていは上司や幹部、社長に面接の様子を報告することになります。

 

考えても見てください。上司や幹部、社長から「本当にこの学生で良いのだな?」と念を押されて「内定」「合格」と決めた理由が明確でなければ面接官は面接官失格ということになります。将来の会社の業績を左右する大切な新入社員を決める面接ですから会社が慎重になるのも無理はありません。

 

つまり、面接官を「この学生なら大丈夫」と思わせることが必要ということになりますね。そのために受験者である学生の皆さんは面接官を説得させなければいけないということになります。面接官を説得させる力こそ皆さんに発揮していただきたい力なのです。

 

私自身、20年近く前の就職活動で、第1希望の会社が一番最初に受ける面接になってしまい、見事に大失敗をしてしまった経験を持っています。それなりに準備をしたつもりでしたが、会社に対して説得力のある話が全く出来ていなかったと後になって反省し後悔したものです。

 

 

皆さんにオススメしたいのは何よりも面接の状況になれること。大切な本番の前に練習という場数を踏んでおくことが大きなキーポイントになります。是非、場数を踏んで面接に慣れ、本番で力を出し切れるよう準備を進めてゆきましょう。

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