英語講師になるまで その1 - 英語全般 - 専門家プロファイル

鈴木 将樹
英語総合即戦学校 
英語講師

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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英語講師になるまで その1

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簡単に僕のこれまでと考え方を紹介していきたいと思う。


僕は100%日本人で小中高と日本の学校に通った。中学の途中から英語は好きな科目ではなくなり、高校になってからはほとんど勉強しなくなった。


それでも高校が進学校だったおかげで、高校3年生のときに予備校というか塾に行くことになり、そこの授業が楽しかったので、少し英語アレルギーが解消。それでも英語好きというにはほど遠かった。


英語アレルギーは解消した一方、受験勉強をする中で、皮肉にも大学へ行くということの価値はどんどんと見出せなくなっていった。高校のときはマクドナルドでバイトをしていて、いやというほど大学生も見ていたし、兄貴もそのころ大学生。大学に行って何か成長するのか、学べるのか、と考えても周りの大学生からはまったく何も感じられなかった。


結局、大学へ行っても○○大学卒業という肩書きしか得られない。それで、この歪んだ学歴社会は未来永劫続いていくのだろうか、必死に頑張って○○大学卒という肩書きだけ得れば、将来それで明るい未来が待ち受けているのか、僕にはどうにもそう思えなかった。


僕は親父に「大学には行きたくない、例えば調理師学校とかきちんと自分が能力を身につけられる学校へ行って、将来武器になるような能力を身につけておいたほうがいいと思う」と告げた。


僕は親父を尊敬している。親父にはかなわないことがいくつもある。親父はおおらかな人だし、基本的に息子を信じている人だ。学生時代、勉強しろ、とかうるさいことを言われたことはないし、僕が何かをやりたいと言って反対されたことはなかった。


ただ、このときだけは。


親父は、はっきりとかつ簡潔にこう言った。


「大学には行っておけ」


それだけだった。


重かった。


僕は悩んだ。どうすればいいのだろう。


ただ、僕の「将来自分が頼れる能力を1つでも身につけておきたいのだ」という主旨は両親には伝わり、「大学に行く」「能力を身につける」という2つの条件を満たす道を探したところ、答えはこれしかなかった。



海外の大学へ行き、英語を身につける



英語が将来必要とされるであろう能力だということには、僕も両親も異論はなかった。



こうして、僕は海外に憧れがあったわけでもなんでもないけれど、留学という道を選んだ。


オーストラリアへ行ったのも僕は英語を身につけに行くわけで、英語圏ならどこでもよかった。アメリカは治安面でいささか不安があるし、イギリスはべらぼうに物価が高い。物価が一番安くて、治安もよいという条件から自然とオーストラリアになった。


続きは次回に。


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