- 小宮 伸広
- brainchild-CareerConsultancy 代表
- 東京都
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
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「自己分析」の話をしよう
こんにちは。
キャリアコンサルタントの小宮です。
前回は一般的に言われている自己分析をする理由を見てきました。
「自己分析は必要」という意見の方が一般的ですが、
最近は逆に「不要だ」という意見も耳にします。
自己分析が不要と言われる代表的な理由
1:そもそも自己分析をしても企業とのミスマッチを回避出来るわけではない
就活時点においての企業研究はあくまでも表面的であり、
自己理解を深め、企業・仕事に対し強い希望を持っている人ほど
現実とのギャップに悩まされてしまう可能性が高まる
2:企業における業務は幅広く軸に沿わない事も多々ある
企業では職種に応じて様々な仕事があり、配属如何でどのような仕事をするかは異なる。
また、希望の職種に就いたとはいえ、一生その職種とは限らない
3:過去の分析から選んだ仕事に就いても未来に繋がらない
そもそも、今の自分に対する適職を探そうという考えが間違っている
4:自分の長所が企業の求めるものとは限らない
そんなものを見つけても直接的に就活に有利にはつかえない
5:正しい自己分析は非常に困難である
「就活だから・・・」とやった程度では間違えた分析結果を導き出してしまう危険性が高い
6:無理やり型にはめてしまう事で職業選択の幅を狭めてしまう
自己分析を行った結果、視野を狭くしてしまい満足のいく就職活動に支障をきたす恐れがある
このように「自己分析」については不要という見解も多々あります。
このように見ていくと・・・どちらかというと不要論の方が理に適っている気がしてなりませんね。
しかし、実は私は「自己分析必要論者」です。
とはいえ、一般的に言われている方法には賛成ではありません。
それは前回のコラムにも書いたように、
「(就職活動の為の)自己分析のやり方」が横行しているからです。
残念ながら、そのような自己分析のやり方で導き出したものには私も賛同出来ません。
そういう意味では
「就職活動の為の自己分析不要論者であり、且つ自己分析必要論者」という
立場と言えるのかもしれません。
( ━@Д@)
ちょっと意味がわかりづらい言葉だと思いますので、言い換えましょう。
「就職活動の為にもちゃんとした自己分析をやりましょう」
というのが私の意見です。
では、私の言う『ちゃんとした自己分析』とはどんなものなのか?というお話を
次のコラムからお話しをしていきたいと思います。
「自己分析」は必要か?不要か?(3)につづく
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