- 有馬 菜々子
- STYLE YOU イメージコンサルタント、メイク講師
- イメージコンサルタント
「自分らしい」に出会うまで~見た目を客観的に~
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みなさま、こんにちは!
イメージコンサルタント&カラーセラピストの有馬菜々子です。
今回はイメージコンサルティングで見つけた自分軸についてお話をさせて頂きます。
みなさんはファッションが好きですか?ファッションは自分が好きなものを着ればよいと思いますか?
以前は私もそのように思っていました。ただ楽しんで自己満足出来ればよいと。これは決して間違いではないと思います。
ただ、大人になるにつれ、出会いの場が広がり多くの方に出会うようになり、
「装いはコミュニケーションのツールになっている」のだということを痛感しました。
ある時いつものようにオシャレをし、出かけた私。そこで言われた「あんまりオシャレしない方がいいよ」の一言。
えっ?オシャレしない方がいいってどういうこと?お出かけするのにオシャレせずにいったいいつオシャレをするの?と
頭の中がクエッションだらけ。
結局その時はその言葉の意味を理解しきれず、嫌な事をいう人だわなんて思って終わらせてしまいました。
しかし、今はその方が言った意味が分かるような気がします。
その方が伝えたかったのはきっと
「そのオシャレあなたにはTOO MUCHだよ。もうちょっとあなたらしさ(ナチュラルさ)があった方が話しかけやすいし、
その方があなたに似合っているよ」ということだったのだと思います。
みなさんの中でも、自分では良いと思っていても他人には不評だった経験ありませんか?
または、自分ではそんな色は似合わない、そんなデザインかわいすぎて無理~と思っていたのに、
人に勧められて着てみたら思いのほか好評だったことってありませんか?
そうなんです。それが主観と客観の違いなのです。
自分ではついつい主観(好み)で判断してしまうのですが、
他人はただただ「それは良い、それは似合う」というふうに
あなたを客観的にみられるのです。
その客観的に「私に似合う」を見つけてくれるのがイメージコンサルティングでした。
その中で特に「色」はとても重要な部分を占めていました。
120枚のドレープ(色の布)を胸元にあててみてもらうことで、私自身を客観的にみつめることが出来たのです。
一度にこれだけの色を当ててもらうと、違いが歴然とわかるのです。
私を暗く元気ないようにみせてしまう色、きつく強い感じに映ってしまう色、
一方で明るく楽しそうに見せてくれる色、なじんで優しそうに見せてくれる色と、
合わせる色によって実に様々に変わるイメージ。
色によってこんなにイメージが左右されるのであれば、自分の見せたい色を選んで着る方が断然お得だなぁと
実感しました。
そしてファッションスタイル。洋服を構成しているのは、色とデザインと素材。
色と同様にファッションスタイルも自分に調和していないとやっぱり人は違和感を感じてしまうものなのです。
例えば丸みのある私の骨格に対して、Vネックはアンバランスに映ります。
「しっかり見せたいから」といっても洋服と私のバランスがとれていないと、
人はしっかりというイメージより、なんだか不自然さをその人に感じてしまうのです。
このように「見た目」って本当に重要なんです。自分に似合うものを知る、それこそが<自分軸>です。
「似合う」という自分軸を手に入れた私は、今では、近寄り難いなんて決して言われません。
優しそう、楽しそうと言って頂けるようになりました。
自分軸を知って、自分に似合うものを選ぶ。
そしてその中からなりたいイメージに合わせてちょっとした変化をつけるだけで、周りからの印象ががらっと変わるのです。
またなによりそんな装いの自分に自分自身が心地よい、
見た目と自分のバランスのとれている感じがなんともうれしいと感じるのです。
次回は自分の印象を決定づけていたメイクについてUPしたいと思います。
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