住宅ローン控除について その1 - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

山下 幸子
独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅資金・住宅ローン

前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
岡崎 謙二
岡崎 謙二
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

住宅ローン控除について その1

- good

  1. マネー
  2. 住宅資金・住宅ローン
  3. 住宅ローン全般
住宅購入のご相談の中で、必ず住宅ローン控除が話題となります。

「住宅ローン減税がうけられるのは、来年の入居分までって聞いたので、来年までに、マイホーム購入したほうが、いいのかしら?」という内容のもの・・・・・。

確かに、住宅ローン控除は縮小傾向になり、平成20年で、打ち切りが予定されています。


しかしながら、住宅購入の決断とこの住宅ローン減税などの税金のメリットはまったく別問題です。
グリコのおまけがほしいから、グリコのキャラメルを買う・・・というわけにはまいりません。


不動産を購入する最大のリスクの不動産価格の下落ですが、
不動産を購入することによって、
もれなくついてくるそのリスク(不動産売却損)と引き換えに、人によって感じ方は違うでしょうが、賃貸生活では得られない、
満足感・幸福感・安心感を手に入れることができます。

そういった意味では、よく賃貸がいいか?購入するほうがいいか?比較された記事をみかけますが、同じ土俵で論じるたぐいのものではないでしょう。

終の棲家(ついのすみか)として、よい環境のなかで、子育てをし、そのコミュニティで培われた人とのつながりも、ひとつの財産・付加価値であると思います。

そうした考えで選んだ物件は、短期的に売却はありえないため、無理なローンを組まないことさえ気をつければ、(金利上昇による返済金額の負担増)不動産売却による売却損のリスクは避けられるのではないでしょうか?
このように考えますと、住宅購入に付帯する税金上のメリットなどはそれほど気にする必要はないと思いますが、いかがでしょう?

住宅購入は、
木を見て森を見ずではなく、
木も見る、森も見る、ということで考えましょう!