- 富樫 孝幸
- 有限会社 プラネット環境計画 代表 一級建築士
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
ブログで冷蔵庫が入らなかった事例を書いたので
洗濯機が入らなかったことも書いてみます。
これも間口の狭い狭小住宅。
大きな浴室を希望されていたので、洗面脱衣のスペースは最小限に。
洗濯機は現在使用している一層式の洗濯機。
というのが、設計打ち合わせでのはなし。
一般的には一層式、二層式の洗濯機であればドア巾の有効が60センチあれば入る。
引渡しが終わり、引越しの日に現場監督から電話がかかってきた。
「あのー、建てぬしさんの洗濯機が入らないのですけど」
現場に行ってみるとそこにあるのは
ピカピカのドラム式洗濯機。
しかも、デカイ!
なんでドラム式洗濯機がここにあるの?
そこにクライアントの奥様がいる。
「気に入ったから買っちゃったの、これ」
海外製のドラム式洗濯機はキッチンなどにビルトンできるように
作られている。
先行配管であるため、奥行きも薄い。
しかし、日本のドラム式洗濯機は
大きさがマチマチ。
設置も既存のスペースに設置できるように作られている。
そのドラム式洗濯機はデカかった!
結局、ドアをはずしてみたが入らない。
戸当りをはずして、なんとか入った。
戸当りをはずして入らなかったら・・・・
最近はコンパクトなドラム式洗濯機も出てきた。
ほかでもそういうトラブルがあったのだと思う。
一戸建て住宅だけではなく新築のマンション購入でも
洗濯機や冷蔵庫の搬入や設置寸法、ドアの開閉方向は
大事です。
最近では、家電購入これも確認するようにしてます。
プラネット環境計画 http:www.planet-abc.com
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