- 野澤 祐一
- 株式会社エスエスティ 代表取締役
- 東京都
- インテリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
こちらはお客様より良くご相談を頂くのですが・・・。
INAX社発売のエコカラットや断熱窓フィルムなどを用いて何とか結露や湿気を無くす事は可能なのか?と・・・。
答えは、簡潔に申しますと難しいです。
あくまでも上記のものは多少の軽減はできるのの大幅な改善には程遠い存在です。
例えば湿気により窓枠や壁紙に「カビ」が繁殖したとしましょうこの時点で抑える事は難しくなります。
カビ菌は少しでも残存しますと何らかの栄養素を基にまた繁殖を繰り返します。
良く聞くのですが壁に防カビ菌のスプレー(薬品)などを用いて対策する・・・。また後日生えてきました。
大変かもしれませんが壁のボードと壁紙は新規に貼り替えた方が間違いありません。
その後の対策として効果的なのは「内窓」です。既存のサッシの内側にもう1個サッシを取付けます。
いわゆる二重サッシなるものです。
一般的に後付けの内窓は良く考えられていてサッシ枠は樹脂で作られており結露にも強くなっています。
大抵はこの内窓のみで効果はありますが心配なかたは除湿機を1台購入してみるのもアリかと思います。
症状が酷い方は「小手先」は通用しませんので抜本的な解決をお薦め致します。
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今冬季を乗り切る為にはインプラス(内窓)が最適です! 野澤 祐一 - インテリアコーディネーター(2011/12/05 15:18)