恋愛セラピストあづまです。
「恋愛初期にこそ、心のウミ出しを 1」の続きです。
恋愛初期にネガティブな感情が出てくると、私たちはつい「相手が悪い」「自分が悪い」と攻撃してしまいます。しかし、恋愛をして感情が開くときには過去に抑え込んでいたネガティブな感情がどどど~っと出てくるものなのです。
少し脱線しますが、二人が親密になって初めてのセックスの後に急に取り乱したり説教したりする男性の話を聞いたことありませんか?これは、男性はセック スによって感情が開くので、それまでため込んでいたネガティブな感情すなわち、怒り・寂しさ・不安・悲しみ・罪悪感・無力感などがどどど~っと出てくるの です。あくまで出てきたのは過去の感情なのですが、今まで抑え込むことで感情をコントロールしてきた本人にとっては、慌てふためく事態です。
とにかく、恋愛初期には感情が揺れ動き、過去に蓄積したネガティブなものがどわーっと出るのだということを知っていれば、あわてずに済みます。反省することがあるとすれば、今までネガティブな感情を抑え込んできたことです。この機会に感じきってしまいましょう。
一番いい方法は、今交際している相手に対して感じている感情を、過去にも感じたことがなかったかどうか心を探ることです。過去の交際相手に対しても感じたかもしれないし、いつも感じているのであれば根っこは子供時代にあると思われます。
泣けるなら、十分に涙を流すのがいいし、怒りが出てきたら、その怒りは自分の感情であることを十分に分かった上で、怒りを感じてください。怒りは被害の 感情です。どんな被害を自分が受けたのか、そして本当はどうあってほしかったのか、自分をよく見つめてください。寂しい気持ちだったら、自分で自分を抱き しめてあげる気持ちを持つといいかもしれません(実際に自分の体を抱きしめてみるのもいいでしょう)。
まとめると、恋愛初期のエネルギーはすごく強くて、その時に過去にため込んできたネガティブな感情を吐き出すチャンスがやってくる。でも本人に とっては今まで抑え込んでコントロールできた感情が急に暴れ始めたように思えて慌てるかもしれない。癒しの一過程だと分かっていれば慌てずに済む。という ことです。
ネガティブな感情が強い場合、恋愛セラピーを受けてみるのもいい心がけです。二人の関係が破滅に向かってからじゃなくて、これからの希望がたっぷりあり、心のエネルギーもたっぷりある恋愛初期に、心にため込んだネガティブな感情を感じきって吐き出してしまう。
すると、穏やかな愛情が続く恋愛がしやすくなります。
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