恋愛セラピストのあづまです。
「別れの辛さを癒す方法1」の続きです。
◆癒しの感情
怒り・寂しさ・不安・悲しみ
どれも大切な感情です。
特に、心が傷ついたときにはこれらの感情を全部バランスよく感
じることが立ち直る秘訣です。
怒りは、自分ばかりひどい目にあったときに、その状況を変える
ための大切な心のエネルギーです。相手が自分の心の中まで侵入
してきたときに、境界線を引き直すことができます。
怒れない人は、相手の言いなりになってしまいます。
癒しの時は、自分の受けた被害をはっきり感じることができます。
寂しさは、してほしかったことがしてもらえなかったときに感じ
る感情で、この感情を感じることで、自分に必要なものが分かり
ます。あぁ、私は愛情がほしかったんだ、みたいに。
寂しがれない人は、自分の欲求を表すことができません。
不安は、起きてほしくないことが起きるかもしれないという将来
への注意を喚起するための感情で、このために問題を未然に防ぐ
ことができます。
不安を感じにくい人は、問題にまともに突っ込んでしまいます。
悲しみは、最後に愛着を手放すときの感情で、この感情を感じる
ことで心の中で別れをすますことができます。
悲しみを感じないと、別離の心の傷から回復できません。
◆心のクセ
生まれつきの心のクセや、小さな頃の経験から来る感情のブロッ
クによって、得意な感情と苦手な感情があります。
心を癒すときは、上の4つの感情をしっかりと感じることが大切
です。
その時に、自分の心のクセ、つまり苦手な感情はどれかをよく知
り、努めてその感情を感じるようにすることです。
「別れの辛さを癒す方法3」へ続きます。
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