最高の身だしなみ　15　～持ち物編～

第一印象だけでなく、第二印象、第三印象、
ずっと好印象を与える対人コミュニケーションに欠かせないのが「身だしなみ」です。
 
五感の視覚、嗅覚、触覚の3つの感覚に訴えかけ、
好印象を与える「最高の身だしなみ　服装編　3」をご紹介します。
 
今回は、「装いのエチケット＆マナー：持ち物編」です。
 
着用するものとしては、眼鏡やサングラス、時計、アクセサリー、ベルト、靴、帽子、手袋などです。
持つものとしては、鞄や筆記用具、ハンカチ、ティシュ、身だしなみ道具（鏡、歯磨きセット、メイク道具など）です。
 
相手に不快を感じさせないエチケットとしての、メンテナンスやケアをお伝えします。
 
（エチケット＆ケア）
 
・眼鏡やサングラスなどは、指紋や埃などのガラス面の曇り、鼻や耳の触れる部分の皮脂やファンデーションの汚れは定期的に拭き取りましょう。
 
・時計は皮脂やハンドクリーム、垢などで意外と汚れています。背面や金属製のベルト部分の隙間をクリーニングしてあげましょう。
 
・金属部分がメッキの場合は、メッキが剥げてしまったら替えどきできす。
 
・皮製品の皮がひび割れてきたら替えどきです。ひび割れを防ぐには、皮用クリームで柔軟性を高めてあげましょう。
 
・靴の踵の擦り減りは定期的に確認して、ゴムを交換しましょう。
 
・鞄の縫い目が解けてきたら修理をするか、買い替えどきです。持ち手は手の脂で汚れやすい部分なので、人に不快感を与えない程度かどうか判断してください。
 
・ハンカチの糸が解れてきたら、ハサミで切りましょう。あまりにも解れが多くなってきたら交換しましょう。
 
（マナー）
 
ハンカチには、平織の布とタオル地があります。
改まった場面で汗を拭うときは平織の布のハンカチを使用します。
タオル地はとてもカジュアルなので、洗面所で手をふく、スポーツで大量の汗をふくなど、人目に触れにくい場面での使用をおススメします。
 

服装編を3回に分けてご紹介しました。
次回から、男性編、女性編のチェックシートを掲載します。
実際にチェックして、身だしなみの棚卸をしてみてください。
 

・あなたの持ち物で、メンテンスが必要なものは何ですか？