離職中の方は、転職活動を「仕事」と考えて取り組もう - 就職活動サポート - 専門家プロファイル

小松 俊明
リクルーターズ株式会社 経営コンサルタント (専門/人材ビジネス)
東京都
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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離職中の方は、転職活動を「仕事」と考えて取り組もう

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転職活動の悩み

離職されて転職活動をされていらっしゃるビジネスマンの方にお会いするたびにいうことがある。それは「転職活動を仕事と考えてください」ということだ。月に1度、再就職支援会社で中高年ビジネスマン応援のセミナーをボランティアで開催している。もう18か月以上連続で取り組んでいるが、景気は好転せず、セミナールームは常に満席である。そんなムードの中でこの言葉を言うのだから、最初は面食らう人もいたように思う。

「転職活動が仕事なわけないじゃないか」と言われたこともある。ただいつもそんなときは、相手の目をまっすぐと見ていうのだ。

仕事に取り組むくらいの真剣さを持ってあたらなければ、転職は実現できない」 特に中高年ビジネスマンが直面している現実は厳しい。

自分の意志で辞めたのではないという、悔しい思いを引きずっている人は思いのほか多くいらっしゃる。本当にお気の毒だと思う。こんな不安定な時期に転職市場に投げ出されるなんて、思いもしなかったかもしれない。

反面、企業の中途採用は冷え切っているとはいえ、採用自体がないわけではない。むしろ、採用を躍起になって採用を急ぎたい事情のある会社も少なくない。なのになぜか採用が実現していないのだ。

この状況は結婚願望は高いが、なかなか結婚できない人が多いことと共通点がある。よく話を聞くと、相手に求める理想的な条件がずらっと並ぶ。正直、他人から見れば高望みである。そんな条件の相手は、たぶんその人(会社)に興味は持たないだろうと第三者的には感じることすらある。しかし当事者はそうは思っていない。だから会社も個人も、残念ながら売れ残ってしまうのである。

企業の採用は好みで行うものではないから、やはり高度なスキルや技術を妥協できない事情もうなづける。ただ採用が長期にわたって実現しないのでは、現場にしわ寄せがいき、結局新たな退職者を生みだすこともあるのである。

転職活動をしている方は、できる限り自分の転職活動を客観視することが大切であり、そのためにはエージェントやその他コンサルタントのような第三者のコミュニケーションパートナーと付き合うことには意味がある。

そういうと、そんな人は見あたらない、エージェントは頼りにならないという声を聞くことも少なくない。確かにそうかもしれない。

ただだからといって、受け身でいてはだめだろう。頼りになる人がいなければ、見つかるまで探すしかないのだ。厳しい世の中であるが、多くの離職者が少しでも早く復職する為には、何とかこの苦しい局面を踏ん張って、何とか頑張ってほしい。

転職活動の悩みをお持ちの方は、弊社がご提供する経歴書添削面接対策をご活用頂くのも一つの方法ですので、ご参考までにお知らせします。

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