
- 江藤 繁
- 有限会社エストア 代表取締役社長
- エクステリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
【妻飾り】の取付高さと言う事も重要だと思いますが、
多く寄せられるお問合せの内容は“設置場所”に対する悩みの様です。
『南に付けたら北にも付けた方が良いのだろうか?』
『屋根の妻部分に取付けるものと下の玄関ドア上に付けるものが同じデザインの方が良いのか?』
『妻飾りの大きさを検討した方が良いのか?』
『オリジナルの妻飾りは製作出来るのか?』
『取付方法での注意点は?』
などが大変多いお問合せになり、設置する高さでのお問合せは皆無の状態です。
では、今回はこうした多くのお問合せに対してのお話をさせていただきたいと思います。
弊社の経験値となる事がありますが、ご参考にして頂けたらと存じます。
【妻飾り】を1回のご注文でご購入される数量が複数のケースは、
1台のみご購入の場合と比べる2割程度となります。
また、複数ご購入される場合に同じものを購入されるケースと
違うデザインのものをご購入される場合では、
圧倒的に違うデザインをご購入されるケースが多いです。
ご購入される妻飾りのデザインから勝手に推測させていただきますと、
屋根の妻部分に設置するオーソドックスな【妻飾り】と
ベランダの部分の壁面に設置するワイド型の【妻飾り】の組合せが多い様です。
2階の妻部に設置する【妻飾り】は大きい(一般的な)【妻飾り】を選ばれ、
ベランダや玄関周りなど低い位置に設置しようとすると大きさを悩まれる事が多い様です。
弊社の回答例としましては玄関周りに設置する場合には小さいサイズのもので良いと思いますが、
ベランダの壁や中2階程度の場所へのワイド型の【妻飾り】の場合には
通常の大きさで良いのではないでしょうかとお伝えさせていただき、
基本的にはお客様のご意向が最優先となり、
施工業者様及び設計者様と十分にご検討頂けたらと思いますと伝えさせて頂いております。
これは現場はどの様な状況なのかを理解出来ていない状態で、
最善の回答は弊社としてお伝え出来ないことと、
やはり【妻飾り】を付けている家は目線を奪われる事も事実ですし、
設置した後に後悔することは弊社にとっても不本意となるため、
慎重な回答になってしまうのです。
【妻飾り】は以前からお話させて頂いております通り、
その家に住まわれるご家族のシンボルとして思いを込めて設置されることが多いアイテムになります。
しかも大変高価な住宅をご購入になるのですから、
多少でも最善な方向でご対応して頂けることが重要となるはずです。
設置場所では外の塀に取り付けられたケースもあり、
それぞれの思いはそれを設置する人の数だけ有るものと思いますが、
その形や法則・規則もやはりその数だけ有るのです。
続きは次回に…。
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