この研究は、1988年にYates RGたちによってカイロプラクティック学術誌「JMPT」*1に発表されたものです。
内容は、21人の高血圧の患者を無作為に「カイロプラクティック治療」「プラシーボ治療」「無治療」の3つに割り当てて、カイロプラクティック(アクティベータ療法による胸椎T1〜T5の刺激)の効果を比較しました。
その結果、収縮期と拡張期の血圧は、「カイロプラクティック治療」では著しい減少を示し、「プラジーボ治療」と「無治療」では変化はありませんでした。
また不安状態では、「カイロプラクティック治療」と「無治療」で著しい血圧の減少がみられました。血圧は、カイロプラクティック治療後に減少するという仮説の裏付けた研究となりました。
血圧には、食生活や生活リズムも大切ですが、ストレスなどによる自律神経の緊張もとても影響する大切な要素です。
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山中英司
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*1J Manipulative Physiol Ther 1988; 11(6): 484-8
このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
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