- 岩井美樹
- 有限会社リリアプロジェクト コミュニケーションプランナー
- 福岡県
- コピーライター
対象:クリエイティブ制作
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
Tデーターバンクからの1本の電話が!
「信用調査」。どう聞いてもドキッとする言葉ですね。
会社にはこんな踏み絵もあるわけなんです。踏むというより、踏まれてるような・・・(笑)。
一介のコピーライターだった私がなぜ会社にしたかといえば、個人事業主だから不安だなどと、特に相手方のご担当者の方々に、仕事中に迷惑などかからないようにと、会社組織にしたのが始まりだったから。
社長になりたいわけじゃなくて、いい仕事をスムーズにしたかったのが本音のところ。
で、結構、依頼される仕事は、楽しい取材や旅行ばかりではないんです。時には眠れないほどハードなことも多く、街や企業の中枢にかかわるような企画も飛び込んでくるので、傾向としては大手の会社様がお取引先という現状なのです。
今回も、ある大手と大手のお客様の中間に立ち、お取引きを始めましたら、いきなり信用調査です。当たり前ですよね。こんなご時勢ですもん。。。早速、Tデータバンクの方が面接に来られました。
いつも助けられるのは、実は、私の出た大学です。本当にありがたく、いつもこちらの会社には数名の先輩上司が必ずいらっしゃって、何の信用もないけれど、いつも丁寧に話を聞いてくださるんです。
私自身の仕事のポイントは、やはり、地域に根ざして、女性視点や生活者視点でものを言い、企画をすること。東京に本社を構える大手の方々や、九州を核に事業展開する方々が、さらに商品力を高めたい、人を呼びたいという気持ちにお応えしていくものが多いんです。
「気持ちに応える仕事をする」。互いに必死に行った仕事の結果は当然ついてくるわけで、そんなところに信用があるのだと感じている次第なのです。
で、取材では大変共感してくださった上に、何と同じ大学の先輩がじきじきに筆をとり、早速、Tデータバンクの紙面に掲載の運びとなりました。
やっぱり好きだわ~、社内報!
信用調査も無事終わり、掲載された紙面には、私が常日頃、大切に思っている「社内報」の話が!!
社内報は、私の20代の仕事の、ほぼメインを占めていました。
九州内、全国、世界にと、社内報は社員さんの手に直接配られるのです。ワールドワイドな言葉遣いや、つい読みたくなるような楽しさや、士気を高めるガッツな言葉が紙面を飾りました。安くも仕上げなきゃいけないので、カメラマンはほとんど雇えません。全部自分たちで一眼レフカメラを抱え、当時はフィルムでしたので、失敗がないようにと社長対談などでは、念には念を入れて撮りました。
料理のコーナーなどでは、自分たちでつくって、写真とって、レシピ仕上げて、食べて、書くわけです。クイズつくるのに思わず燃えたり、オーナー取材では、全国に飛び、話の流れについ感激して泣いたり、驚くような暑さの中で具合が悪くなったり、おいしいお魚を食べたり、最新の機器をいただいたり、イケメン社員がズラリ並んでお出迎えされたりと、いいこともすごいことも一緒くたでした。いつもいろんな方に出会うのでおしゃれにも気を配り、飲みにも行けば楽しい話題を提供する。20代は仕事の基礎のすべてがつまっていた毎日でした。
そんな大好きな「社内報」を私の武器として選んで、執筆してくださったのです。しかも、写真付き。(まるで子どものような笑顔で。無邪気すぎたかな・・・)。本当にありがとうございました。なんせ、書くのが商売の私ですから、取材を受けるなんてことは、なかなか無いことなのです。
で、やっぱり改めて思ったけれど、好きだわ、社内報。
企業とともに成長する、そのバックボーンがしっかりと刻まれていくから。だから、何年後に見ても、まったく見劣りしないんですよ。思いがこもっているというのはこのことなんでしょうね。担当者の方々とのやり取りも、もちろん仲もよくて、反面、大変厳しいものでしたよ。。。
皆さん、社内報づくりの際には、ぜひ、お声もかけてくださいね。
最後にTデータバンクの皆さま、本当にありがとうございました!
ぜひ取材紙面をご笑覧あれ。
http://www.liliapro.com/info/index.html
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