- 角倉 剛
- 角倉剛建築設計事務所 建築家
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
本日、設計中の住宅の概算が出てきた。予定額より40万のプラス。
この程度であれば、何とでもなる。
先日に引き続き、外壁のコストの話。
鉄骨造の1時間耐火の外壁のコストについてまとめてみた。
●ラムダ(昭和電工)+ロックウール
1番最初に使ったのは、ラムダ+ロックウール吹き付けという工法だ。
見積を見ると、ラムダ(6050円/平米)とロックウール(600円/平米)と副資材を合わせて
10000円/平米で入っていた。
これに、下地となる、鋼製胴縁(5500円/平米)を加えると、15500円/平米
しかし、この工法は、住宅瑕疵担保の保険の関係で、住宅では使えない工法となってしまった。
●ラムダ(昭和電工)組合せ耐火工法
ラムダはその他に、独自の耐火工法がある。
ラムダの下に、21ミリの石膏ボードと3ミリのグラスウールシートを組み合わせる。
これらを合わせると、13000円/平米となる。
これに、下地となる、鋼製胴縁(5500円/平米)を加えると、18500円/平米
●アスロック(ノザワ)
今回は、アスロックを使ってみた。高い材料と思っていたが、副資材などを加えて、15500円/平米。アスロックは胴縁がいらないので、これがラムダとの比較対象価格となる。
ラムダは、サイディング感覚で壁を薄く作ることができるというメリットがある。
しかし、コスト面から考えると、1時間耐火外壁の場合は、アスロックの方にやや分がありそうだ。
今設計中の竜泉の家では、そんなことをシュミレーションしながら、アスロックを選んでみた。
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