未来からの招待状

キャリアカウンセリングメールセッション 2011-05-06 11:08

1997年9月から2006年12月まで私は東京で暮らしていました。

ちなみに毎年元旦に「今年の目標」をノートに書き留めるのですが、1987年から10年間、「東京で暮らす」という目標を書いていました。つまり、10年間・・・。

でも今思うと、最初の頃の東京への願望は
旅行にちょっと生活を足したくらいの思いしかなくて、

「何をどうすれば東京に住めるのか」
「東京で何をしたいのか」

など具体的にはまったく考えていませんでした。
（当時の自分にカウンセリングしてあげたいです＾＾）

そういう自分の弱さも知っていたせいか、

（あ～、やっぱり行動を伴わない願望だけじゃ、現実は作れない）

と一人落ち込んでいたりもしました。

物事が形にならないのに、それに囚われているのは、
執着を引き寄せてしまいますからね。

そんなある日、一つの書籍小包が私の元へ届いたのです。

東京在住のＴさんからでした。

封を開けるとそこには求人雑誌がありました。

東京に行きたいけれど、何も切符を手にしていない私を思いやり、
何かヒントにでもなればとわざわざ送ってくださったんです。

私が望んでいる情報はその求人雑誌にはありませんでした。

でも、私のつたない夢を応援してくれる人が一人でもいると知り、
「絶対東京に行こう」と気持ちが固まったのを今でもよく覚えています。

最終的に、私は東京での仕事を獲得し、自分の夢を叶えました。
Ｔさんが送ってくれた求人雑誌がなければ、
夢を見ることだけに満足していて、行動を起こすこともなかったでしょう。

その雑誌は私にとって「未来からの招待状」だったわけです。

そして、私は先日、フラワーエッセンスの師匠からあるカラーコピーをいただきました。

それはまったく予期していない出来事だったのですが、
そのコピーを手にした瞬間に、これも未来からの招待状だと確信しました。

その招待状のおかげで、
「これまでFESの世界を人に教えるなんて、とても無理」
と思っていた私の心が少しオープンになったと思います。

皆さんも振り返ってみてください。

きっと誰かから何かの招待状を受け取っているはずです。

それは私のように雑誌やコピーのような目に見えるものかもしれないし、
アドバイスや何気ない一言など、

もう形には残っていないものかもしれない。

でも、今の私の問いかけで思いだせることが一つでもあれば、
きっとそこから糸がつながると思います。

記憶の森の中からその招待状を見つけてくださいね。

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