もしウェブディレクタが「ウェブ解析士認定講座」を学んだら - アクセス解析・効果測定 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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もしウェブディレクタが「ウェブ解析士認定講座」を学んだら

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  1. 法人・ビジネス
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  3. アクセス解析・効果測定
ウェブアナリストの視点 もしもウェブ解析を学んだら

環の小坂です。

昨年9月から開催しているウェブ解析士認定講座。

3つのクラスがあります。
初級ウェブ解析士認定講座
上級ウェブ解析士認定講座
ウェブ解析士マスター認定講座

その後のトピックを紹介すると
・初級ウェブ解析士認定講座の受講者は400名を超えました。
・講師の数も20名を超えました。
・パソコンスクール、職業訓練校で定期的に開催されています。
・3月に初めて企業研修にも採用されました。
・大学での導入が決まっています。(8月の短期集中講座、後期の課外授業)
・初級のテキストをアマゾンで販売開始しました。http://amzn.to/gEg6oV
・開催は北海道・宮城県・埼玉県・東京都・神奈川県・愛知県・京都府・大阪府・福岡県と
 一都一道二府五県で開催されています。
というように多くの方に色々な個所で受講・受験頂いております。

【受講者】

非常に高い注目を頂いているこのウェブ解析士認定講座ですが、
下記のような方が受講されています。
・ウェブディレクタ・ウェブコンサルタント等既に本業としてご活躍の方
・ウェブデザイナ・システムエンジニア等業界経験のある方
・企業のウェブマーケティング担当者
・企業のコンサルティングをされている方
・企業経営者
・講師業をされている方
・本業は別だけど、企業の中でウェブに今後関わっていく方
・ウェブ業界への転職を考えている方

このように多岐にわたります。

【用意されているコース】

多種多様な方が受講されていますので、様々なコースを用意しています。
このコラムでは簡単に紹介するにとどめますが、
・【ウェブコンサル】プロのウェブコンサルタント向け:初級の試験のみ→上級受講→マスター受講
・【ウェブコンサルへ】業界経験有でステップアップを目指す方向け:初級受講→上級受講→マスター受講
・【ウェブ担当】企業のマーケティング担当者としてスキルアップしたい方向け:初級受講→上級受講
・【経営者】企業経営者で指標の意味を理解したい方向け:初級受講
・【ウェブ制作者へ】これからウェブ業界へ転身しようとウェブデザイン等の学習をしている方向け:初級受講→上級受講
・【ウェブに関する講師】ウェブに関する講師業を行っており幅を広げたい方:初級受講→上級受講→マスター受講
・【コンサル→ウェブ】コンサル業をしており、ウェブへの幅を広げたい方:初級受講→上級受講→マスター受講
などです。

このような様々な方がいますが、本コラムでは、
既にウェブディレクタとしてご活躍の方が
方がウェブ解析士認定講座を学ぶとどのように役立つのかのお話をします。

【もしウェブディレクタがウェブ解析士認定講座を学んだら】

1)ウェブ業界を取り巻く状況

2000年からこの業界で仕事をしていますが、この11年間で大きく変わりました。
1つはオープンソースの普及や、SNS等様々な発信手段の普及により、
作ること(=情報を発信すること)は容易になりました。
二つ目にはSEO・SEMはもちろん、ウェブサイト等への流入の方法も多様化し、
流入手段(広告含む)と制作は切り離せなくなりました。
三つ目として紙媒体等の効果低迷により、ウェブの重要性がますます高まっています。
その中で具体的な効果をより求められるようになっています。
ウェブマーケティングが企業の生死を握っているという企業は数多いでしょう。
最後に価格競争が激しくなっています。
グローバル化も進んでいますし、社内で企業が出来ることも増えましたので、
コストを抑えて効果を出すことが求められています。

昔のようにプロデューサーがいて、ディレクターがいて、デザイナがいて、
コーダーがいて、開発者がいて、制作会社以外に広告会社がいて
という事態は終焉を迎えました。
コーダーならSEOやCMSのことを知らないと仕事が出来ないし、
デザイナも広告施策や効果測定、コーディングに関して何も知らないわけにはいきません。
開発者も同様で、どのように何を用いて開発するのか?その使い勝手はどうなのか?
など幅広く求められます。

2)ディレクタに求められること

このような状況の中でウェブディレクタに求められることは増えています。
従来からある
・企画能力
・ヒアリング能力
・サイト設計能力
・サイト制作能力
・説明能力
・スケジュール管理能力
の他に
・広告とサイト構築をどのように絡めるか?
・コストパフォーマンスを踏まえ、開発方針をどのように立てるか?
・サイトの目的に沿ったKPIは何か?それはどうやって測定するのか?
・SNS等ウェブ以外の媒体との連動はどのように行うか?
・さらにはSNSだけでも収益を上げることはできないのか?
・広告の効果測定
などなど

「なんでも知っている」だけでは不十分で、「なんでも効果を把握できる」ことも
重要な能力になってきています。

しかし、多忙の中、リスティング広告の指示はしているけど効果は報告を見るだけとか、
ある程度数字は追っているけど、お客さんから「良くなったの?」と聞かれて答えに窮してしまう
という方も多いと思います。

3)ではなぜ「ウェブ解析?」

ウェブディレクタの方に必要な能力としてウェブ解析が間違いなくあると思います。
・見積もりをする際に、なぜこのような手段を講じるのか?その効果は?仮説はどのように立てたのか?
・サイト運営時に仮説は正しかったのか?うまくいっていないとすればどこか?
・お客さんや上司への報告や他のスタッフへの指示の際に「何でこうするの?」の説明が論理的に出来るか?
・広告等の流入施策とサイト改善等の回遊施策を分けて検証できるか?
こういったことがウェブディレクタにとっては重要な仕事になってきます。

これらの解答を導き出すのがウェブ解析です。
ウェブ解析は「仮説検証」「問題発見」を時系列、手段別等様々な切り口から
分析する手法ですし、数字に落とすことで関係者との情報共有をスムーズにしますし、
意志決定のスピードアップにつながります。

PDCAサイクルをスピーディに的確に回すためのスキル。
それがウェブ解析です。

初級ウェブ解析士認定講座の内容は復習も混じるかもしれませんが、
知っているつもりがわかっていなかったという声をディレクタの方からよく聞きます。
そして、上級ウェブ解析士認定講座では戦略立案や戦術を身につけます。
ウェブ解析士マスター認定講座ではそれらをどのように周囲に浸透させていくのかや
コンサルティングの手法を学びます。

【例えばこんなことを学びます】

・広告投資を増やすのと、ウェブサイトを改善するのに投資するの、どちらが効果的?
・運営しているウェブサイトの特徴(長所と課題)は何?
・ウェブサイトの課題はどこにあるの?
・効率良い広告投資をするにはどうすればいいの?
・仮説は正しかったのかな?
などなど

どうでしょうか?

ご興味をもたれた方是非お問い合わせください。
・お問い合わせ:https://profile.ne.jp/pf/kan/contact/input/
ウェブ解析士認定講座の詳細

無料の説明会も開催していますし、
電話・メールでのご相談も行っております。
お気軽にご相談ください。

また、各地で開催を検討していますので、お近くに開催の講座がない場合は
リクエストも歓迎です。

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